9月1日(土)

(7日目)
一昨日、昨日と雨の中たくさん歩いて、すっかり疲れてしまったので、
今日は天気も悪いし、ゆっくりとする日に決定。
というか、はからずもそうなってしまった。

香奈はこの前のお見合い相手の人とまた会うことになったらしく、
お昼前には出かけていきました。

なので、今日は、、滞在中ずっとお世話になってた家の様子を少し紹介。

まず、その建物は、信義路と敦化南路というかなり広い道路2つが交差するところから少し入った場所にあります。
建物自体は、外から見るとけっこう古い。20年以上は経ってるかなぁ。
でも、まわりの建物もそんなビルばかり。
20階建てくらいのビルで、地下に駐車場が、1階入ったところにはデパートのインフォメーションセンターっぽいテーブル(?)に、
守衛さんたちが24時間で常に2、3人。
監視カメラ用のテレビがたくさん並んでるけど、いつもヒマそう。
そんなに人数いらんやろ。

で、エレベーターで部屋がある階上へ上がると、
玄関のドアの前に、もう1つ廊下側にドアがあって、二重になってます。
手前のドアと、玄関のドア、それぞれ別のカギで開けて、中へ。
そうそう。向かいの部屋(に限らず他の家もだけど)は、玄関からしていかにもチャイニーズ。
なぜか向こうのドアにはチャイナドレスを着たキティちゃんが見えますが。





で、こっちの家の玄関は中から見るとこんなカンジ。





玄関からして広い。マンションなんだけど。


 


玄関を上がるとそこがすぐリビング。
ダイニングテーブルでお茶を飲んでおしゃべりしたり、
ソファに寝っ転がってテレビを見たり、音楽を聴いたりしてました。





ここの家に来て、すぐに「ここ自由に使っていいからね。」って言われた部屋がココ。
10畳くらいかな。備え付けのベッドやクローゼットがたくさんあります。
ピアノを置いてて、ちょくちょく香奈が練習したり。





でも、香奈のお母さんが上海に出かけてからは、
最初の部屋のベッドが少し寝にくかったので、こっちの部屋で寝かせてもらってます。
こっちにもベッドと壁一面のクローゼット、それに画像に見えるように、造り付けの長い机&本棚。
さすがに香奈のお母さん、中国語や日本語のテキストがたくさん。


 


で、リビングの向こうにはキッチンが。
あまりこっちでは料理してないみたいですが。
僕はお湯沸かしたり、おかゆ作るのに、ちょくちょく使わせてもらってます。





同じくキッチンには洗濯機と乾燥機も。
両方ともアメリカ製で、操作方法がちょっとレトロチック。
なかなか頑固な洗濯機です。

で、部屋はこれらの他にも納戸とフロ&トイレがリビングの横に1つずつ。
さらに、香奈のお母さんが普段寝室に使ってる部屋もあって、
そこにも独立したトイレとフロが1つずつ付いてます。
つまり、きっちりとゲスト用に部屋やフロ、トイレが用意されてるんですね。

普段1人で住むには広いハズ。
日本でいう3LDKよりもかなり広くてゼイタクな造り。
こんなとこに会社(ってか、外務省)のお金で住めるなんて、うらやましい。

ま、こんなところで台北生活をさせてもらってるのです。本当にありがたい。


今日の晩ご飯:そごう新館の近くで、チャーハンや春巻。いいかげん八角の匂いがイヤになってきた。




9月2日(日)

(8日目)
今日も台北市内は雨で、これで3日目くらいからずーっと雨。
台風シーズンの前ではあるのに、こんなに雨が降ると外に出かける気力も半減します。
ということで、今日もほとんど休養日に。
家にいて、ネットしたり、このニッキを書いたり、テレビでやってる映画の英語を必死で聞いたり、
日本のヘンな番組(ジャニ率高し)を見たり、コンビニにジュースを買いに行ったり。

午前中からそんなふうにダラダラしてたけど、
夕方になり、飽きてきたし、雨もマシになってきたので、
ひとりで今まで行ったことない方へ行くことに。
といっても、街を見るために歩いて。
何も食べてなかったので、こっちのは日本のよりもマシかと、
マクドナルドに入ってみました。

どの国にもオリジナルメニューってのがあるんだろうけど、
やはり台北のマクドにもオリジナルメニューがあった。
日本のよりはおいしそう。
外食費はすごく安くつく台湾だけど、
マクドナルドは価格破壊が進む日本のものと比べても、ちょっと高い。
本当はそんなにおなかがすいてなかったけど、単品が見当たらなかったので、
仕方なくセットのチキンのバーガーを頼む。
(モノが出てくるのを待ってるときに、単品があるのに気づいた。
確か、普通のハンバーガーが20元。約75円。)

チキンバーガーセットを頼むと、店員さんが何かを薦めてる。
+5元でどうにかなる、と表示してあるけど、何かよく分からず。
ま、いいかと、OKOKなんて+5元。
これも言った後に気づいたけど、どうも5元をプラスすると、
ジュースが普通のサイズからLにサイズアップするらしい。
僕の場合はコーラ。
しまった。おなかいっぱいなのに、こんなにいらない。
でも、もう持ってきてくれたし、言葉は通じず小心者の僕には、
「やっぱりいいです。」なんてことを笑顔の兄ちゃんに対しては言えない・・・

というわけで、テイクアウトでチキンバーガーとポテト、
それにバカでかいコーラのセットを持って店を後に。

歩きながらポテトを食べたけど、まぁ、日本のと同じような味だ。
そりゃそうか。
でも、コーラは激マズ。
香奈が飲んでた缶のコーラもまずかったし、
なんで台湾のコーラはこんなにまずいんだ。コカコーラ。ペプシはどうだか知らない。
もともとコーラがそんなに好きじゃないのはあるけど、
それにしてもまずすぎるし、量が多すぎるので、
飲みきることが出来なくて、途中で下水に捨てることに。すんません。
チキンのバーガーはそれなりにうまかったです。

ホントはずっと前から国父紀念館という孫文を奉ってるところに行きたかったんだけど、
ここは5時までしかやってなくて、今日も家を出たのが少し遅かったので、行くのはあきらめた。
近くまで来てたんだけど。

信義路をずっと東へ向かう。
基隆路という道と交差するあたりには、すごく大きな会議場やホテルが建ち並んでる。
さらには、台北市政府があり、三越デパートやNEWYORK NEWYORKという商業ビル、
シネコンなどの大きな建物も建ち並んでいて、あたり一帯再開発がまだまだ進んでいる。





休日なので、このあたりには親子連れやカップルがいっぱい。
日本でも似たようなものだけど、台湾ではデパートやファッションビルに女物のオシャレな店は
けっこう入ってるのに、マトモな男物の店が全くない。
ニューヨークニューヨークは最近のファッションビルっぽかったので、
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ期待して中を見てまわったけど、
期待したのがやはりバカだった。

三越も大きいけど、なんかなぁ。
台北駅前にある店の方がよかったかな。
台湾のデパートはどこにも地下にフードコートがあって、いろんな店が並んでいる。
日本だとショッピングセンターにあるような。
家族連れがたくさん食事してて、一昔前の日本のデパートを思わせる。
街中のその他のところどころでも、一昔前、二昔前の日本の光景がよく見受けられます。
なつかしい。

地下には食料品売場もあるので、そこでお土産になるものを物色。
特にナッシング。
その売り場を出て、フードコートを物色する。
いろんな種類の店が30店くらいあって、試してみたいけど、
さっき食べたハンバーガーやポテトなどで食べられず。残念。
他の場所にあるものと同じく、「日式」という表示が目立つ。
でも、日本のそれとはなんか違うような・・・

そろそろバイト先へのお土産も買わなきゃいけないので、
パイナップルケーキを買う。
これは台湾のお茶のお菓子としては定番。
うまいのかどうかは分からないけど・・・
日本だとどこに行っても、個装された手ごろな数・値段のお菓子がたくさんあるけど、
海外に行くと、予想通り、そういうものを買うのに困る。
で、ようやく買ってもいいかな、と思えるのを見つけたので買いました。
もう残りのお金がなかったので、サイフとも相談しながら。

たくさん歩いてすっかり疲れたので、フードコートのベンチに座って、
烏龍茶を飲みつつ、休憩。
で、5時頃には三越を出る。
家に帰る途中、電話をしてみると、ちょうど香奈は帰ってきてて、家にいた。
どうやら、香奈はユキちゃんの家族といっしょに食事をするよう誘われているらしく、
5時半頃には家を出るというので、がんばって家に帰る。

帰ってみると、ユキちゃんもいた。
で、香奈はあんまり食事に行きたがってなかったけど、
「せっかくなんだし、約束してたんだから、行きなよ。」と説得する。
そんなのでダラダラ過ごしてると、いつのまにやら僕もいっしょに行くという話に。
僕はあまり気が進まなかったんだけど、押し切られて、結局出かけることに。
6時半頃に家を出て、タクシーでハワード・プラザ・ホテルという最高級ホテルへ。

中へ入り、地下のブランドショップが並ぶところへ行くと、
ユキちゃんのお父さんが出迎えてくれてた。
宝石商のお父さん。小柄な人。
あー、なんかイヤだなー。こわいよー。

で、地下にある中華レストランで食事。
「何でも食べていいよ」って言われたけど、恐縮。
でも、めったに食べられない干しアワビの料理を頼んでみたり。

いっしょに食事をしたのは、
僕、香奈、ユキちゃん、ユキちゃんのお父さん、お母さん、高校生の弟。
中国語と英語と日本語のちゃんぽんで。
でも、僕は中国語は全く分からないし、
英語を聴くには聴けたとしても、しゃべるのは全く自信ナシ。
香奈は場数を踏んでるから、多少単語が分からなくても大丈夫だけど。
で、自分の自己紹介やら専攻やらを聴かれたけど、
都市計画のことをどういうふうに説明しようというのもあって、
あんまり満足に説明できず。
もうこの頃から、あんまりお父さんの機嫌はよくなかったように思う。
「日本のエリート大学生って全然たいしたことないな。」
みたいなことを、中国語で言ってたりしたみたい。

まぁ、それでも僕と香奈はすごく気を遣ってしゃべったり、
英語は不得意みたいだったけど、おとなしい弟にも話し掛けたり。
ユキちゃんもいたけど、雰囲気はサイアク。
なんでこんなに招かれた方が気を遣いまくりなのか。
お母さんももっとフォローしてくれてもいいのに・・・
ユキちゃんとお父さんの間でケンカも始まるし・・・

僕と香奈の不安は的中。
ユキちゃんが、「毎日高級ホテルで食事してるけど、楽しくない」って言う理由が分かる。

ま、そんなこんなでお礼を言って、雨の中タクシーで家へ帰りました。
香奈はもう明後日には日本に帰るから、別れ際、ユキちゃんは寂しがってた。
タクシーでマンションの前へ着いて、家へ帰る前に、
「まぁまぁ、機嫌を直しなよ。」ってことで、
すぐ近くにあるダンテコーヒーという、ドトールみたいなコーヒーチェーンへ。
ちなみに、台北にはドトールもあるけど、スタバは東京よりも多いんじゃないかってほどあります。
マクドナルドよりもよっぽど多い。

そこで、うだうだしゃべってから帰宅。


今日のコーヒー:カフェラッテ




9月3日(月)

(9日目)
今朝もぼんやりとしながら朝を過ごす。
ふたりとも相変わらず昨夜から気分があんまりスッキリせず、
どこに行っても匂ってくる八角にも食傷気味。
ということで、今日の昼ご飯は、台北市内にたくさんある日式ラーメンの中でも
最も人気があるという「赤坂ラーメン」へ。
日本でも有名な店ですよね。

歩いて繁華街の方まで。
そごう本館と新館のちょうど間くらいに赤坂ラーメンの入ってるビルがありました。
近くにはドトールも。ドトールは日本のと全く同じ外観だな。スタバも。
赤坂ラーメンが入ってるフロアにはイタリアンなお店も入ってて、
最初はそっちに間違えて入ってしまった。
恥ずかしかったけど、そこを出て、改めて赤坂ラーメンの方へ。

メニューや説明文には中国語の他に日本語でも説明が。
一番ベーシックっぽいものを頼む。
台北ウォーカーなどいろんな雑誌で取り上げられてるわりには、
ほとんど人がいなかった。
さすがに若者が多かったけど。
最近の若者は中華風の麺よりも日本のラーメンがお気に入りな人多いみたいで。

で、待ちに待って出てきたラーメンはとんこつ。
ふつ〜のとんこつ。
いや、味がぼんやりしすぎててあまりおいしくない。
んー、やっぱりこっちの味覚に合わせてるのかな?
それとも、ただ単に本店通りの味が出せてないのか。
どうしてもラーメンが食べたかっただけに、がっくし。

その後、お茶でもするかー、ということでそごう新館へ。
ここは超高級ブランドばかり入ってて、かなり入りにくい雰囲気。
本館の方は若い子が多くて、少し安っぽいんだけど。
本館と同じく、新館にもアフタヌーンティーが入ってるので、
そこでお茶をすることに。
地下にある店だけど、すごく広くて、なかなか雰囲気よし。
最近は台北もカフェブームっぽい。

 


店に入った直後に店員さんが、なんだか中国語で訊いてきたけど、イミわからず。
香奈はなんとなく分かったらしくて、どうもタバコを吸うかどうか訊いてたみたい。
席に案内しながら、その店員さんは僕たちに、
「ニホンジンマー?」
って訊いて来た。
おそらく「マー」は「馬」で疑問文なんだろうけど(中国語専攻じゃないからしんない)、
なぜ「日本人」っていうのだけは日本語だったのかは謎。
すごくかわいい人だったけど。

1時間くらいうだうだといつものようにしゃべって、
「なんか楽しいことないかなー。」って考えた挙句、
昨日も行った国父紀念館の方、三越やNEWYORK NEWYORKがある方へ行くことに。





バスで昨日歩いた道をずっと東へ東へ。
そして、NEWYORK NEWYORKのあたりで降りる。
昨日行かなかったシネコンも行ったけど、このあたりはホントに若者向けの店が多いなぁ。
どうも今日は学校や会社が休みの日らしく、カップルばっかり。
それに、親子連れ。

シネコンのあたりを一通り見て、三越へ。
台湾ドルがもうあまりなくて、あと3日間足りるか微妙だったので、
三越のインフォメーションでとりあえず5000円だけ両替。
日系デパートはどこでも円⇔元の両替出来るので便利です。
台湾銀行でも両替したけど、それに比べてカンタンだったし。

いろいろと見た後、地下のフードコートへ。
ほんとに台湾のデパートってのは、一昔前の日本の休日の光景が見える。
家族みんなで遊びに来て、ショッピングして、フードコートでみんなでごはんを食べるという。
もうその姿が一昔前の日本なんだよねぇ。

フードコートでは、僕はやはりマンゴーミルクを。
あまりにもマンゴーミルクやパパイヤミルク、キーウィミルクばかりいろんなところで
飲みまくってるので、香奈はあきれ気味。
香奈は豆花(トンファ)っていう、大豆で作ったデザートを。
豆腐とは言えないような、うーん、豆乳をかるーく固めたようなものかな。
それに甘い豆やフルーツを加え、甘いシロップをかけたもの。変わってる。
にしても、台湾は豆腐・豆乳関係の食べ物がすごく多くて、
豆乳好きの人とかはすごくいいとこです。豆漿なんて日本じゃ飲めないし。

帰りはごはん食べて帰るかっていうことで、
途中でバスを降りて、夜市(イェスー)がやってるあたりへ。
夜市はずっと行きたいと思ってたので、ようやくってカンジ。
ホントは北の方にある夜市が有名なんだけど、
初めての夜市だったのでだいぶすごかった。
ずーっと食べ物の屋台が並んでるんだもん。
ディスカウントショップも面白かった。うさんくさくて。ハマリそうな予感。
結局、そこでは茶器を持ち帰る際のクッションとして、
ティッシュタイプのトイレットペーパーらしきものがたくさん入ってるのを買っただけだけど。



雨の夜市


帰りに夜市入り口近くの店で肉まんと麺を食べて、
帰りにファミマに寄って、歩いて帰宅。
結局、今日も食べ歩いただけ。


今日のバス代:40元(約140円)




9月4日(火)

(10日目)

台湾にビザなしでいられるのは11日目までということで、
今日が台湾を満喫できる最後の日なのです。
明日の午前中の飛行機で帰る予定だったのに、
こっちに来てから、香奈は1日早く、つまり今日の飛行機で帰ることが発覚。
おとといくらいからどこか機嫌の悪そうな香奈は、
午前中に荷物をまとめて、空港へと向かいました。

これで、この家には僕一人。
家主である香奈のお母さんは上海へ遊びに行っちゃったし、
香奈は日本へ帰っちゃって、
なぜか台湾のマンションで僕だけが生活。ヘンなの。
すごく申し訳ないし。

香奈が家を出た後、僕も今日一日でいろいろと出来るだけ台北を回ってみることにする。
まずは、日本にいるときから絶対に行こう決めていた鼎泰豊(ディンタイフォン)へ。
ここはNYタイムズが選ぶ世界10大レストランにも選ばれたことのある
めちゃめちゃ有名な店で、とにかく小龍包が絶品らしい。
いつも行列が出来てるってのは本のみならず、この前通りかかったときにも目にしていたので、
11時の開店に出来るだけ合わせていくことに。
西へ行くバスに乗り、11時15分くらいには店に着くことが出来ました。



これは数日前に通りかかったときの店の前の様子。長蛇の列。


まだ開店直後ということもあって、なぜか1階のお客さんが必ず通るところにある厨房を通り、
2階の客席へ行ったけど、さすがにまだ混んではいない。
さすがに日本人が多く、しかもみんな複数で来てるので、
僕みたいに1人で来るのはちょっとつらかった。

お客さんに日本人が多いだけあって、店員は日本語がうまい。
「いらっしゃいませー。これ私が入れたお茶なんですよー。」
なんつって、女の子がお茶とメニューを出してくる。
「はぁ。おいしいですねぇ・・・」
で、注文したのはもちろん小龍包と、それだけでは寂しいので、鳥のスープを注文する。

しばらく待ち、先に出てきたのはスープの方。
先にこっちを飲むかととりあえず飲んでみると、めちゃくちゃうまい。
鳥の骨と肉がそのまま入ってるんだけど、
すごくいいダシが出てて、マジでうますぎ。
久々に食べ物で感動して、小龍包が出てくる前にかなりの勢いで飲みまくる。
いやぁ、適当に注文したのがこんなにうまいと思わなかった。
これでは小龍包にも否が応にも期待が高まる。

で、出てきましたよ小龍包。1人前10個くらいかな。
酢醤油を自分で作って、さらにしょうがを極細に切ったものを乗せて食べる。
これは確かにうまいわ。
でも、さっきのスープがうますぎて、これは普通にうまいってカンジ。

京都にも支店があるから、日本に帰ってからも、友達連れて食べに行きたいなぁ。

朝起きてあまり時間が経ってなかっただけに、
小龍包を全部食べるのは少しキツかったんだけど、
なんとか全部食べて、1階でお会計を済ませ、外へ。

さぁ、これからは故宮博物院へ行くぞっと。
地下鉄で夜市で有名な士林(シーリン)まで行き、そこからバスに乗って行く。
けっこう遠い道のり。
士林の駅で少しブラついてみたけど、
今、開催されている大学野球の世界選手権の案内板を持ったお兄さんがいた。
誰が名づけたか、「台北の広尾」と呼ばれる天母地区にある天母の野球場で
大学野球の世界選手権が行われてるのは日本にいるときから知っていたし、
野球好きの僕はこっちに来てからもテレビで観戦して、実際に見にも行きたかったんだけど、
今日は時間が無いので、残念ながら諦める。
で、バスがよく分からなかったが、
同じく故宮博物院に向かうらしき人たちの後をついていき、バスに乗り込む。

しばらくバスは進み、「まだ着かないのかなぁ・・・?」と少し不安になりかけた頃に、
山の中に佇むかなり巨大な建物が現れた。それが故宮博物院。でけーなー。


  


北京にも故宮博物院はあるけれど、戦時中のどさくさにまぎれて、
台湾に逃げてきた国民党政府が中国大陸にあっためぼしい宝物を全て持ち出してるので、
この博物院に中国古代からの価値有るものは全て揃っていて、
北京にはガラクタばかりという話。
確かに、北京の方に行った友達に言わせると、向こうのはたいしたことなかったそうな。

1階から入り、殷〜春秋・戦国時代の青銅器や甲骨文字の展示を眺め、
2階の刺繍・陶磁器・絵画・書、さらに3階の玉器や彫刻、漆器等、一通り眺めていく。
一通りって言っても、展示されている数が尋常じゃないので、まともに鑑賞していると日が暮れる。
1階は個人的にあまりおもしろくないので、テキトーに眺めて、通り過ぎた。

ここに来る前から見ようと思ってたのは、ジツは書。
顔真卿や欧陽詢、王義之などの高校の書道の時間に習ったような書を見たいなー、
特に、「蘭亭序」があるということで興味津々。
・・・だったんだけど、どこをどう探してもない。
3階まで見た後に戻ってきて、隅から隅まで探したんだけどない。
さんざんに探し回った挙句に、係員の人を捕まえて訊いてみた。筆談。
すると、この博物院では展示物がたくさん多いので、
数ヶ月サイクルで展示物を変えているそうな。
で、今の時期には上記のような書は展示されてないらしい。
(´・ω・`)ショボーン

それでも、展示されているものは素人目に見てもすごいと思うものが多く、
特に彫刻や装身具、文具などの装飾の見事さと仕事の細かさには、むちゃくちゃ驚いた。
何度も何度もじっくりと見る。
ツアーで来てる日本人観光客というのはやはり多いので、
その人たちを案内している人や、個人客が雇ったガイドの人の説明を、
こっそりと聞いて、「ふんふん。なるほど。」なんて感心。

周りにある分館もパーっと見て、ずっとここだけにいるわけにもいかないので、
2、3時間ほど滞在して、日本語で話し掛けてくるタクシーの運ちゃんを適当にあしらい、
またバスに乗って帰ることに。

次は龍山寺(ロンシャンスー)に行くために、地下鉄にのり龍山寺駅へ。
龍山寺は典型的な中国風の寺院で、おみくじが当たることですごく有名らしい。



装飾がめっちゃきらびやか。

境内に入って、いきなり驚く光景が。



どこに行っても、じいちゃん、じいちゃん、じいちゃん・・・
こういう青いイスをみんな持ってきてて、その数は100人か200人か。
リタイアした人の集いの場になってるっぽい。
なんじゃかんじゃと世間話したり、碁を打ったり。
独特の雰囲気。

せっかく来たからには、もちろんおみくじをひきたいと思ったけど、
やり方がよく分からない。
しょうがないので、また周りの人を見て、マネをする。
おみくじの番号を引くまでがややこしいのです。





出てきた番号の引き出しを開けて、そこに書いてあるおみくじの紙を頂く。
お金はいらない・・・んだよね?たぶん。
おみくじの内容は七言絶句の漢詩で書かれていて、
分かるような分からないような。
だいたい内容は推察できるけど、無料でおみくじの解説をしてくれるということで、
日本語でもやってくれそうと思って、そこに言ってみる。
予想通り、窓口の解説の人は日本語がけっこう出来た。
「何について知りたいですか?」と訊かれたので、
まぁ、なんでもよかったんだけど、これからの仕事の運を聞く。
結果から言えば、なかなか良好なそうで。30過ぎてから大成するとか言ってたような・・・
そういうわけなので、誰と結婚することになるか全く分からないけど、
まぁ、安心してどなたか僕と結婚してください。

その後、土産物などを見た後、龍山寺を出る。
もう既に夕方に。
でも、相変わらず暑いので、最後になるかもしれないマンゴーミルクを飲むことに。
ここの店のお姉ちゃん、妙にセクシーな衣装だ。





このマンゴーミルクは今まで飲んできた中でも、一番濃くて、おいしく感じた。
マジでうますぎ。
いったい在台湾10日で何杯のパパイヤミルクやマンゴーミルクを飲んだだろう。
これを飲むために台湾に来たと言っても過言ではないだけに、満喫・・・幸せ・・・

駅の入り口付近に座ってこれを飲み干した後、駅のあたりを散策。
特には何もナッシング。

そして、また地下鉄に乗って、今日もまたそごう本館へ。
というのも、行くところがあったのです。
それは、アフタヌーンティー。
ここに置いてあった犬のぬいぐるみを香奈のお母さんが気に入ってたというのを聞いていたので、
めちゃくちゃお世話になったので、せめてこれくらいは、と思い、そのぬいぐるみを買いに。

でも、ここのアフタヌーンティーには売り切れたのか、置いてなかった。
仕方ないので、昨日お茶を飲んだそごう新館の方のアフタヌーンティーに行く。
あったあった。
小さいけど、1000元ちょっと(4000円弱)する。
だから、香奈のお母さんもちょっと躊躇してたらしい。
恥ずかしかったけど、それを店員さんに言って、購入。よしよし。

もうすっかり暗くなった道を歩いて、マンションに帰宅。
明日の飛行機は早いので、うちの親に電話で起こしてもらうようにお願いし、
部屋を掃除したり、帰国する用意を完璧に終わらせる。
結局、夜中までかかり、あまり寝ることは出来なかった。


今日の台湾にいる間に試しときゃよかった:煮卵(コンビニではどこでも売ってる、卵を八角や烏龍茶等で煮たすごくくさいもの)




9月5日(水)

(11日目)

今日はとうとう日本へ帰る日。
ずっと台北市内で過ごした11日間は長かったような短かったような。
雨の日が多かったのがちょっと残念だったな。
時期が時期だけに仕方ないか。

帰りの飛行機は朝早いので、昨夜はほとんど寝られませんでした。
起きてから持ってかえる荷物の最終チェックをして、
香奈のお母さんのために買ったぬいぐるみに置手紙を添えて、テーブルの上へ置いておく。
そして、戸締りを全て確認してから部屋を出る。
本当に長い間お世話になりました。

カギは封筒に入れて、約束通り郵便受へ。
で、フロントの警備員さんたちにも帰る旨を告げる。
お世話になりました、と。
そしたら、上の方を指差しながら、
「モリニシさんはどうしたんだ?いるのか?」
みたいなことを訊いてるっぽかったけど、
いないことを言うとややこしくなってうざいので、無視無視。
言葉が分からないふりをして(いや、実際に分からないんだけど)、
謝謝なんて言って笑いながらマンションを後に。

そして、歩いて少し遠くにある、空港行きのバス乗り場まで。
荷物はめちゃくちゃ多いので、それらを持ってくのがすごくタイヘン。
台北市内の道は舗装が悪いところが多いので、トランクを転がすのに段差が多いのがイヤだ。

歩いてる途中では公園で朝早くからおばあちゃんたちが太極拳をやってた。
チャイニーズだなぁ。
台湾の公園にはよく、でこぼこの石が埋め込まれた道があって、
そこを裸足で歩くとツボが刺激されて健康にいいそう。
雨がこんなに降らなかったらやってみたかったんだけどな。

今日で台湾日記も最後なので、もう1つトピックを。

これはファミリーマートのレシートですが、
上の方になにやら番号が書いてあるでしょ?
これはどこの店でレシートをもらっても書かれています。
そして裏には、住所や氏名を書く欄が。





これは実は宝くじ。
全ての店でこういった宝くじつきのレシートを発行することによって、
買い物客はレシートを道に捨てることもなくなり、
客はレシートを欲しがるので店側はレシートを発行せざるを得ず、
脱税をするのが難しくなるというわけです。
なかなかのナイス・アイディアだと思います。

・・・んで、空港バスに乗り込み空港へ。
一番前に乗ってシートベルトしてなかったら、運転手のおっさんに怒られました。

僕が乗るのはエバー航空で、2つに分かれている空港の建物のうち、
奥のほうから搭乗しなければいけなかったんだけど、
最初の停留所でみんなが降りてたのにつられて、手前の方で降りてしまう。
香奈から、2つ目で降りるように言われてたのに。不安になってしまって。バカだー。

手前の方で降りてしまったので、もちろん奥の方の建物へ行かなくちゃいけない。
2つの建物は離れてるので歩いていける距離じゃなく、
空港内を定時運行しているバスに乗るハメに。
あー、何やってんだか。

そんな余分な時間を過ごしつつも、まだまだ時間が余ってたので、
チケットを引き換え、荷物を預け、出国審査を済ませる。
台湾のお金は1000元(約3500円)ほど余っていたので、
もうこれ以上使わなくてよさそうだし、日本に持って帰っても両替は出来ないので、
お土産に香水でも買うかな、と免税店を見てまわる。
うーん。でも、これくらいの金額は微妙。
香水に限らず、買ってもいいかな、と思う品物は、
微妙に1000元じゃ買えないのよね。
そうこうしてるうちに出発の時間も近づいてきたので、
仕方なく何も買わずに行くことに。
出発20分ほど前になったので、館内放送してるや。

ちょっとはずれにある乗り場まで行き、待っていたバスに乗る。
そして、搭乗。

帰りの飛行機でも免税品を見たけど、
買いたかった香水にたった50元ほど足らず。
どれだけ隣に座ってるおっさんに、50元をもらおうと思ったことか。
もしくは、これから日本に来るみたいだから、
僕が持ってる日本円と両替してもらおうと思ったことか。

でも、結局どちらもせずに、1000元はあきらめました。

関空へ着き、京都駅行きのバスに乗って、
そこからは荷物多すぎでお疲れだったのでタクシーで自宅まで。
1000円で行けると思ったのに行けなかった。
台湾のタクシーはすごく安いので、1300円ほどかかったのがちょっとショック。

こんなカンジで僕の初めての海外旅行は終わったのでした。


今日のあの子に買おうかと思った:アナスイの香水