8月26日(日)

(初日)
今日の昼過ぎの飛行機で台湾へ行くことに決まったのは、つい2週間ほど前。
香奈のお母さんが去年から台北で働いてて、
以前から遊びに来なさいって誘われてたんだけど、
今年の夏こそ行こうと決めたものの、なかなか準備をしていなかったのでした。
で、2週間前くらいからようやくチケットを探し始めたら、
観光シーズン真っ只中で、よさそうなチケットはとっくに売り切れ。
あまりキャンセルも期待できないので、
お金や飛行機の時間に目をつぶり、バイトのシフトを頼み込んで替わってもらって
ようやく取ったのは今日のお昼過ぎのエアーニッポン(エバー航空との共同運航)のチケット。

友達にも意外だと言われたのですが、今回が初めての海外旅行なのです。
んで、何をしたらいいのか分からないまま、倒れそうなバイトのシフトの合間をぬい、
パスポートの申請をして、ネットで格安チケットの情報を調べて、取って、
台湾に関する情報を本やネットで集め、トランクやらなんやらの
旅行にいるグッズを買って、ようやく今日が来た。

と言いつつも、昨日の夜までバイトして、
夜中は夜中でxaxonのサーバーが9月から使えなくなってしまうから、
それの対策をずっとしたり、キュビキュビのサーバーの調子がおかしくなって、
TOPページだけなくなっちゃってたから、それの対策をしたり。
そうこうしてるうちにもう夜が明けそう。
なのにまだトランクは空っぽのまま。
とりあえず持っていくものを思いつつままに詰め込んで、
あまりの疲れと睡眠不足のせいで仰向けになって2時間ほど寝て、
7時に起きてからまた旅行の用意。

なかなか終わらないサーバー移転の作業をしつつ、
洗濯物を取り込んでそのままトランクに詰め込み、自分はフロに入り、空港へ向かう用意。
飛行機の時間は13時55分。
でも、初めての経験で心配性な僕は8時40分京都駅発のバスを予約。
これだと10時過ぎにもう着いてしまうくらいめちゃめちゃ早いのに。
でも、結局いろんな作業が間に合わずに、
その予約してたバスを諦め、次の9時20分のバスに焦点を合わせる。

8時45分くらいに家を出て、市役所前の駅へ着いたものの、
乗りかたかった電車にタッチの差で乗れず。
仕方なく7分後の電車に乗ることに。
でも、3日前に買ったトランクはゴロゴロ、ゴロゴロと快調そのもの。
けっこう安物なのに、やるなぁ、サムソナイト。
忘れ物はないかと気にしつつ、地下鉄で1駅、そして乗り換えて3駅で京都駅へ。
そこからバス乗り場のある八条口まで急ぐ。
よしよし間に合った。

往復の分の乗車券を買って、バスに乗り込む。
あー、関空行くの初めてだよー。どんなとこかな?
ちなみに、チケットは往復で3800円だったか。けっこう高い。
空港施設使用料(2650円)も高いくせに。

バスに乗りながら、まだサーバー移転の件でやり残してたことが
あったことに気づき、バスの中ではバイオをいじくる。
高速だけど、なんとかPHSは通じたので、
FTPでごちゃごちゃとファイルをダウンロードしたり、
直したファイルをアップロードしたり。
普段のパスワードなどの情報が入ってないバイオなので、
まずFTPでサーバーにアクセスするにも一苦労。
なんとか終わらせたら、もう2ヶ月近くほったらかしにしてるものもある、
会社から送られてきた宅建の問題25問×3枚を参考書を見ながら解く。
なんとか、なんとか、これらを海外に行く前に送らなくては・・・
申し訳なさすぎ。馬場さんごめんなさい。

なのに、いつのまにか寝てた。
んで、関空へ。くそー、今からがんばらなければ。

初めて来た関空だけど、すごいね。広いし、キレイだ。
気持ちいい空間。もっと利用しないともったいないよ。
バブルの頃はもっと夢があった計画だったのになぁ。

とりあえずそこらのベンチに座り、
これから台湾に出かけますって内容の書き込みを自分の掲示板に書く。
内容を書き終わった時点で残りのバッテリーが9%、
それからネットにつないで、ブジに書き込むと同時にバッテリーがなくなった。
おー。よかった。ギリギリ間に合ったよ。
さ、これから宅建、宅建。

宅建の残ってる問題を解き、参考書をどれだけ見ても分からないものはカンで答え、
だいたいが終了。
ちょっと疲れたからチケットを引き換えに行こうかな。
H.I.S.で取ってたので、そのカウンターに行き、引換証とパスポートを見せて、
空港施設使用料を払い、その券と航空チケットをもらう。
んー、この空港施設使用料の券は後から使うのかな・・・?
周りを見渡せば、カップルや家族やツアーの団体客ばかり。
初めての海外旅行だってのに、ひとりでたいして調べることもせず、
格安航空券を取って来てる僕って、なかなか無謀なのかな。
出国までいったいどういう要領になってるのか、全然分からないや。
国内線の飛行機ならけっこう数多く乗ってるんだけど。
(って言っても、明石大橋が出来るまでの徳島−伊丹間がほとんど)

まぁ、まだまだ時間はあるので、下へ買い物に。
これまで全く乗り物酔いをしたことはないんだけど、
今回はあまりの疲れと寝不足で既に気持ち悪くなってるので、
酔い止めと、コンタクトの保存液を買いに薬局へ。
そして、また適当なベンチに腰掛けて、
残った宅建の問題をひたすら解く。
よっしゃー、やっと終わったー。
これまで、7/14,7/28,8/24と締め切りが決められてたのに、
最後のさえ守れずに、3回分まとめて提出することに。
っていうか、後の2つは期限までに出来てたのに、
最初の民法のがややこしすぎるんだよー。こんなので宅建大丈夫かな?
ま、ま、あと1ヶ月して、残り1ヶ月になればラストスパートしよう。

それらを郵送するために2階の郵便局へ。
80円で大丈夫なことを確認して、お金を下ろしにATMへ。
7万ちょいしかサイフに入ってなかったので、
「これじゃちょっと不安かな?」と思い、さらに3万円ほど下ろしておく。
それから、香奈のお母さんへのお土産(赤福と漬物の詰め合わせ)を購入。
うーん。あんまり見栄えするもんがないや。

その時点で12時55分。ちょうど1時間前です。
まだまだ早いだろうとも思ったけど、エヴァー航空の代行もしてるANAのカウンターへ。
ん?まず最初の時点で荷物を調べられて、預けるの?そっか。
よく分からないなー。仕組みが。手荷物はまだなのか・・・
そのまま案内されるままカウンターへ行き、
チケットとパスポートを見せ、トランクを預け、チケットをボーディングパスに
換えてもらってから、ひとまず実家に電話。親心配しすぎ。
姉ちゃんは民族っぽいカゴがお土産に欲しいだって。
そんなのあるのか・・・?分からないけど、とりあえず約束する。
そして、出国審査へ。

ん?出国審査へ行く前の入り口で、
さっきの空港施設使用料の券を通すのか。なるほど・・・
なんとなく分かってきた。
そして、手荷物のセキュリティーチェック。
僕自身は大丈夫だったのに、持ってたトートバッグが止められた。
で、再び検査・・・なぬー。
パソコンやら本やらの他にも、カバンがパンパンになるくらい
いろんなものを入れられてたから、なんかあんまりじっくりと見られると恥ずかしい・・・
2回目でOK。なんか笑われてた気がするのは気のせいか・・・

そこから階段を降り、出国審査の方へ。
ふむふむ。ここでパスポートとチケットを見せるんだな。
ここでは何を聞かれるでもなく、そのまま通された。
ふーん。そんなもんなのか。カンタンだなぁ。
で、そこを抜けると免税店が並んでる。
えー、免税店ってこういうところにあるんだ。知らなかった。
タバコ1カートンが1600円か。ほー。7割ちょい。
免税店って安いんだねぇ。

お土産にしようかと香水を見てたら、キャンギャルみたいなお姉さんにつかまった。
アルマーニの香水で日本未発売ねぇ・・・ふーん。
で、香りを試してみたら、なかなかいいやん。
男物の方はあんまりだけど、女物の方は好きだなぁ。
2900円だし、お土産にいっちょ買うか。
台湾についたら香奈にあげてもいいし、日本に帰ってから誰かにあげてもいいし、
なんだったら自分で使っても大丈夫・・・かも。

昨夜から何も食べてなかったので、お茶とおにぎりを買い、おにぎりを食べる。
でも、相変わらず気持ち悪い。
13時40分くらいになってから、搭乗ゲート方へ行くモノレールに乗り、搭乗ゲートへ。
もうその時点で13時45分。
国際線だし、もうさすがに搭乗してるだろうと思い込んで、ゲートの方へ向かった。
そしたら、グラウンドホステス(って言うの?)の人たちが、
何かフシギそうな顔で僕を見る。
ジツは、まだ搭乗が始まってなかったのでした。
で、何を訊かれるのかと思って僕のほうをずっと見てたの。
僕が困って、「あの・・・」と言いかけると、
その女の人たちの一人が、中国語で僕に話し掛けようと・・・!
ちげーよ!オレは現地の人じゃないっての!!
ちょいショック。もともとはかなり色白だけど、けっこう焼けてたからそう思われたのか??
すぐ別の人が気づいて、日本語で説明してくれたんだけど、
あー、ショックー。

で、搭乗時間が始まるまで写真撮ったり、本を読んだり。
でも、まださっきのことがショックでした。
13時50分になり搭乗開始。で、飛行機が出たのは14時15分くらいだったかな。
予定より20分遅れ。国際線でも飛行機ってそんなもんなの?
ベツに何かのトラブルがあったってわけでもなさそうなのに。



EVERGREENなEVA AIR。

乗る前に日経新聞を取ってみたものの、
あまりに疲れと眠たさに、離陸の後、すぐに眠りこける。
で、機内食を配り始めて騒々しさに目が覚めたんだけど、
とてもじゃないけど気持ち悪くて何も食べられないし、見たくもない。
なので、ずっと目をつぶって寝てた。寝たフリか。
「chiken or fish?」なんて声が聞こえる。
うー。どっちもいらないー。ってか、隣の人のスープの匂いでもうダメ。
ジュースだけもらおうかとも考えたけど、
それも気持ち悪くなりそう。さっき買ったジャワティーでいいや。

出発予定時刻は13時55分(20分遅れたけど)で、
到着予定時刻は15時35分。
僕は、「台湾ってすごい近いなー。1時間40分で着くのかー。
ってか、それってこの前の札幌よりも時間短いやん。」とかずっと思ってました。
でも、飛行機に乗り、15時くらいになってから機内食が配られ始め、ふと気がついた。
「あ。そっか。あの到着時刻の表示は到着地の時刻なのか。」
バカです。結局、日本時間で言うと到着は16時35分。2時間40分のフライト。
どうりで行きはめっちゃ早いのに、帰りは異様に遅いわけだ・・・

それに気づき、おまけに自分のバカさ加減にも気づいて、
ちょっと情けなくなりながら、時計を1時間遅らせる。
で、寝たり起きたりしつつ、宅建の勉強も。
参考書で民法の相続の分野を勉強。
実際に相続の民法での規定を、実際に自分の家の財産の相続に当てはめてつつ考える。
ちょっといやらしいなぁ。
だけど、うちの場合、父親がすでに亡くなってるし、
そういう場合の規定や遺言のことをよく理解できた。
ふむふむ。
でも、ちょっと意地汚いみたいで、キライだ。

そうこうしてたら飛行機はほぼ予定通りの時刻に台北の中正空港へ。
通称CKSらしい。蒋介石の略。
飛行機を降りると、むわーんと蒸し暑い。
来たんだなぁ、台湾へ。
EVAは台湾の航空会社にも関わらず、この空港では端っこの方を使ってるみたい。
入国審査のところまでにかなりの距離を歩かされた。
飛行機を降りる直前に、近くにいた日本の女の人が、
「両替するにも、多少は両替する場所によって違ってくるらしいよ。
空港で一番いいのは、審査の前のとこだって。」
そう言ってたのを聞いてた僕は、それならと思い、
入国審査の前にある両替所で両替。
このときのレートは表示では、1円が0.286NT$(ニュータイワンドル=元=圓)。
つまり1元が3.5円くらい。たぶん、今年では円安な方だと思うけど、
少し前までは1元がいつも4円で計算されていたことを思うと、やっぱり円高。
少しは得した気分かなぁ。

で、入国審査のところに並ぼうとしたけど、
僕以外のみんなは一様に赤で字が書かれた白い紙を持っている。
あまりにもみんな持っているので、パスポートとチケットだけでいいと
思っていた僕はあまりにも不安になる。
そこで、さっき両替したお金で香奈のケータイに電話。
香奈は既にだいぶ前にこっちに来ていて、
わざわざ空港まで迎えに来てくれることになっていたのです。
で、ブジにつながって、
「immigration なんちゃらが必要とか書いてるんだけど、それって何?」って訊いて、教えてもらう。
あ、確かにそこらにそんな紙が置いてある。
でも、みんな既に書いてるっぽいぞ。
そういやぁ、着陸前に隣の台湾人のおっさんがスチュワーデスの人に
なんか言って、紙をもらってたなぁ・・・これだったのか!

んで、その紙を記入しようとしたけど、よく記入の仕方がわからない。
一応中国語だけじゃなくて、英語でも書いてるんだけど、どれだけ埋めていいのか分からない。
書けないところもあるし、記入例を見ても全部中国語、しかも崩れた漢字で書かれててよく分からない。
隣の日本の人に尋ねようかとも思ったけど、適当にローマ字で書いておく。
んで、審査へ。
中華民国籍の人の方の入国審査はめちゃめちゃ混んでるけど、
外国籍の入国審査のレーンはけっこう空いてる。
そういや、さっきの飛行機でも日本人よりも台湾人っぽい人の方が多かったよなぁ。

審査の順番が来て、さっき書いた紙とパスポートと帰りのチケットを見せる。
すんなりと何を尋ねられることもなく、すんなりと終了。
ふー。なんだ、適当で大丈夫やん。
(というか、持ってきたガイドブックに、その入境登記表の書き方が
写真つきで載ってた。出国手続きの方法も。がびーん。気づいたのは次の日。)

そして、トランクを取りに下へ。
自分のすぐに見つかったものの、どこから出ていいのか分からない。
係員は何人かいるけれど、どうも種類が違うみたい。
漢字でしか書かれてなくて、どう違うのか分からないし。
他に出て行こうとしてる人もいないので、どうやっていいのか全く検討もつかない
し。
仕方なく、一番近いところに適当に行く。
そしたら、トランクと持っていた預かり券の番号を照合することもなく、
さっきの入境登記表の写しを預けるだけで通してくれた。
なんじゃそれ。ってか、これってジツは税関だったのね。
全然分からなかった。うーん。やっぱり仕組みがよく分からないわ。
ガイドブックもちゃんと見とくに限るな・・・



C.K.S.は新しい空港でキレイ。ヤシの木があって南国ー。

香奈とは出口を出て左側のとこで待ち合わせと言っていたのに、いくら探してもいない。
仕方なくまた公衆電話からケータイに電話。
で、ブジに合流。ホっとしました。
そこからバス乗り場へ。
香奈はそこのおじさんにちゃんと中国語で、
チケットを2枚くれとか、乗り場はどこかとか、出発は何時かとか聞いてて、
こんなにちゃんと中国語がしゃべれたのかと関心。
こっちにいる間も毎日勉強してるらしい。
フランスにも1年留学してたし、昔から英語でもよくコミュニケーションを取っていたし、
はー、なんて僕の周りの人たちはグローバルなんだろう。
僕ももちっと英語だけでも勉強しなくては・・・ローソンバイトでもかなり必要だし。

香奈といろいろと話をしながら、バスは1時間弱で台北市内へ。
そこから香奈のお母さんの家の最寄の停留所まではもう少し。
遠東大飯店前の停留所。
ちなみに、飯店とか酒店とかってのはこっちじゃホテルのこと。
ご飯食べるところじゃないっす。大飯店なんて言っても大きなホテルとは限らないんだけどね。
でも、ここは高級ホテル。
そんなホテルの前に着き、謝謝とバスを降り、
ゴロゴロと重いトランクを押して香奈のお母さんが住んでるマンションまで。
こっちはビルが多いし、道も何十メートルもある大きな道路がけっこうあるんだけど、
その割りに歩道はめちゃめちゃ悪い。
段差がたくさんあって、割れてるままで舗装される予定もなさそうなところがたくさん。
トランク押しづらいです。

マンションは敦化南路っていう、台北の表参道と呼ばれてるオシャレな店やカフェが建ち並び、
片側7車線(くらい?)×2+歩道になってる分離帯×2+広い歩道×2もあるかなり広い道路と、
銀行やブランドものの服屋がたくさんある信義路っていう道路の交差点のすぐ近く。
MRTの駅までは少し歩かなくちゃいけないけど、便利でなかなかいい場所。

マンションに行く途中、香奈に、
「マンションには警備員の人たちがいるから、ちゃんと日本から来た友達です、
って言っとかないといけないから。」みたいなことを言われてたんだけど、
確かにマンション入った中央には警備員の人が何人かいて、
監視カメラも回っていた。
んで、香奈が中国語でたどたどしかったかもしれないけど説明してくれて、
警備員さんにもちゃんと通じたみたい。

ってか、少し古めなんだけど20階建てで、だいぶ高級そうなマンションだ。
かなり警備も厳しそうだし。外国人の人が多く住んでいるのかな?
エレベーターで10階まで上がり、ドアのベルを押す。
ドアはちゃんと2重式になってて、最初に金網のついたドア、
そして少し靴箱などがおけるスペースがあって、
次に普通のマンションにあるようなドア。
厳重だなぁ。高級だ。

「おかえり〜。ブジ会えた?」と開けてくれた香奈のお母さん。
3年ぶりくらいかな?京都で香奈が入院してるときに1度会って以来、2度目。
今は外務省の関係の機関で働きつつ、台北の大学で日本語講師をしているのです。
おととしまではマレーシアで働いてたし、ほんとすげーや。
なかなか気ままな人生を送ってるようでもあるけれど。

台湾の住宅事情はあまりよくないと聞いてたけど、
ここにはあんまり当てはまらなかったな。
玄関も広いし、リビングもあって、他に部屋が3部屋、
納戸もあるし、トイレ・バスルームも2つもある。
けっこう友達を気軽に呼んでるみたいだけど、こんな家だったら、
普段ひとりで住む分には広すぎるんじゃないかなぁ。

家の中に入って、早速案内してくれた。
僕が自由に使っていいって部屋も1つくれました。
トイレ・バスも案内してくれて。
ジツは先客がいて、木口さんっていう香奈のお母さんの高校時代の同級生らしい。
千葉から、高校生の娘さんとふたりでいらしてた。
マレーシアにいるときも遊びに行ったらしい。仲いいのね。
ってか、一人暮らしなのに、自分の娘が来て、
さらにお客が3人泊まりに来てもまだヨユウがあるって・・・すごいよ。
家賃が高いから台湾に来てからの貯金はない、というようなことを後で言ってましたが。

少し休んでから、今夜はみんなですぐ近くにある下の中華料理屋へ。
けっこう庶民的なカンジの店。
メニューを見せてもらったけど、みんな中国語だから、あんまりよく分からない。
内容はだいたい想像ついても、発音がよく分からない。
だから、注文は香奈のお母さんにまかせっきり。
結局、このとき食べたものは、
五目チャーハン、トウガンを茹でたもの、豚肉の煮付け、臭豆腐etc・・・
臭豆腐っていうのは話に聞いてたけど、確かに匂いはちょっとキツい。
木口さんのお母さん曰く、くさやに似た発酵臭らしいけど、
食べてみたら味自体にクセはない。
他の人はそんなに、ってカンジだったけど、個人的にはなかなかおいしかった。
店員さんが少し愛想ないカンジだったけど、値段もリーズナブルで味もまぁまぁよかったし、
明日からどんなものが食べられるか楽しみ〜。



臭豆腐は意外とおいしかった。


木口さん親子はおっとりした方たち。


香奈のお母さん、田中真紀子に似てることに気づいた。

ごはんが終わって、部屋に戻った後、
街を散策してみたくて出かけようとしたら、
香奈のお母さんが、「ついていってあげなさい。」と言って、
香奈とふたりで夜の街をフラフラと。
さっきの敦化南路をずっと北に歩き、忠孝路という大きな通との交差点、
MRTの駅があるところで右に曲がる。
ここらはかなりにぎやか。
っていうか、台北の街ってのはかなり夜遅くまで店が開いてるみたいで、
デパートもみんな10時までは普通に開いてる。
小さな店や、たくさん出てる屋台なんかはもちろんもっと遅くまでやってるし。

屋台はさすがにイメージ通り本当に多い。
串焼を食べさせる店やいろんな麺類を食べさせる店、
ドーナツみたいな揚げ物を売ってる店、そしてトロピカルフルーツをカットして
食べられる店や、そのフルーツをその場でシェイクやかき氷にしてくれる店!
すんごい楽しみ。台湾に来たのは、こういったフルーツを食べに来たと言っても
過言ではないのです。僕の場合。
あ、あと「関東煮」って書いた店もけっこうあって驚いた。
関東煮(かんとだき)=おでん、ね。
おでんじゃなくて、関西風に関東煮と書いてあるとは。
関西でもそんな呼び方する人はかなり限られてるのに。
こっちではコンビニでも日本のようにおでんが売られてるし、
けっこう人気あるのかねぇ・・・

香奈とは途中で別れて、ひとりで分からない道をブラブラとし、10時前に帰宅。
ふー。寝てないってのに、ちょっとがんばりすぎたな。
また明日からいろいろ行ってみよう、っと。
今日は疲れてしまってフロにも入れずにおやすみなさい。


今日の台湾の感想:とにかくムシムシして暑い(初日)





8月27日(月)

(2日目)
途中で何度か起きたんだけど、最終的に起き出したのはもう昼の1時をまわった頃。
起きていくと、リビングには香奈がひとり。
香奈のお母さんと木口さん、その娘さんはとっくに出かけてたのでした。
足裏マッサージに行って、トマト麺を食べさせるお店に行ったらしい。
あー、そういやぁ昨夜、トマト麺をいっしょに食べに行こうとかなんとか言ってたなぁ・・・
トマト麺はともかく、足裏マッサージには行っときたいなー。

ここ最近ずっと体調がよくなくて食欲なかったのと、
昨日はけっこう遅くまで起きてたこともあって、
昼過ぎてるけど、あんまりお腹がすいていない。
冷蔵庫から牛乳を出して、お土産に買ってきた赤福を食べる。
香奈は中国語の勉強してた。

僕はそれからのんびりとテレビを見て、シャワー。
こっちのテレビはほとんどの家でCATVが見れるようになってて、
日本のNHK(BSじゃなく地上派)が見れるのには驚いた。
少し古い「どっちの料理ショー」とか「TVチャンピオン」が、
中国語の字幕をつけられて日本の放送ばかり流してるチャンネルでやってるし、
日本のドラマやアニメも大人気らしかった。
普通のニュース番組なのに、稲垣吾郎が逮捕されたニュースが映像つきで流されてた。
こっちでは日本のタレントやTV、雑誌が大人気で、
数年前から日本ブームなのは知ってたけど、ホントその通りだ。
ブームっていうか、もう当たり前のように文化として流入してるんだよなぁ。
けっこうフシギな感覚。

シャワーを浴びて、服を着替えて、ちょっとそこのコンビニまで。
僕の愛するチェック(ハブラシ)をわざわざ持ってきたハズなのに、
入れたと思われる袋には入ってなかったのです。
すぐ近くには3軒のコンビニが。
1つはセブンイレブン。こっちでもそのまま7-11って書いてる。
台北市内ではかなりの頻度で見かけるコンビニ。
そして、同じくらい多いファミリーマート。
こっちでは「全家便利商店」なんて書いてるな。便利商店ってのはけっこうそのまんまだね。
もう1つは、もう日本では潰れてしまったニコマート。
日本であったときと絵が違うけど、ニコちゃんマークがついてます。
こっちでは「福客多商店」だかなんかって書かれてる。
えらい縁起の良さそうな名前だなぁ。
他にも市内ではサークルKやハイライフなんて書かれてるコンビニを見かけます。

どのコンビニも日本と似てるようでもあり、全然違ってるところも多い。
ジュースはペットボトルが多いし、300mlくらいの紙パックも多い。
お茶は思ったほど種類が多くなく、しかもほとんどが砂糖入り。
ウーロン茶や緑茶の砂糖入りはキツイっす。
コンビニに置いてあるペットのお茶で無糖なのは、
「金のウーロン茶」とか「金のプーアル茶」とかのシリーズだけかな。
コーラや日本にもある清涼飲料水の類はたくさん。
こっちのペットボトルは600mlのものが多いのも特徴。
しかも、「回収奨励金0.5元」(1元=約3.5円)なんて書かれてるから、
ちゃんとデポジット制になってるんだなぁ。感心、感心。
でも、少し金額が安いような気はする。

スイカジュースや杏仁茶(茶ってかミルク)、
木瓜牛乳(パパイヤミルク)やイチゴ牛乳、豆漿(スープのような豆乳)って類の
ドリンク、乳製品がたくさん並んでるのはやっぱ台湾。
アイスはなぜか日本のものがパッケージそのままで売られてるのが多い。
日本のアイスがおいしいってのもあるだろうけど、
日本語で書かれてるとかっこいいっていう消費者のイメージを
利用してるのかもしんないなぁ、なんて考える。
でも、なぜかどの店でもダスキンを取り扱っていて、
モップなどが店内に置かれてるのはよく理解できない。
品数が日本ほど豊富なわけでもないし、もっと置くべきものがあるだろうに。
おでんや肉まん、茶葉蛋っていう玉子をお茶と醤油、八角で煮てあるヤツには
こっちにいる間にチャレンジしたいなぁ。
どうも日本と違ってセルフっぽいのでちょっと勇気がいる。

台湾はそこら中に簡単に安く食べられる小さな食べもの屋や屋台があるから、
みんな昼ごはんにかけるお金は日本円で200円程度ってとこ。
だからか、コンビニには日本から持ち込まれた(作って持ってきた、ってことじゃないよ)
便當(弁当)やおにぎり、サンドウィッチなんかがあるんだけど、
日本に比べかなり安い値段設定。
どの弁当も50元(200円以下)程度だった。それでもあんまり売れないみたい。
鰻弁当が「新発売」なんて書かれて売ってたのも、おそらく日本の影響。
ああいう甘辛いような味付けはこっちの人好きだもんなぁ。
パンはホントにちょっとしかない。一区画だけ。
日本のコンビニに比べると、1/5くらいだろうなぁ。意外。

結局僕は、ファミマ、セブンとハシゴをして、
おにぎり1個と梅汁ってジュース、ドライマンゴー、そしてハブラシを買って帰宅。
セブンの店員の兄ちゃん、ちょっと愛想悪い。
マンションの下にいる警備員さんには不信がられたので、
10ってジェスチャーで示して、香奈のお母さんの苗字を言ったら分かってもらえた。
まだまだ覚えてもらうには時間がかかりそうだけど・・・

帰ってきておにぎりを食べる。まずくはないけどなぁ。
なんかこっちのごはんはどれもベタベタしてる。
こっち人はこういうねばっこいのが好きなのかなぁ。
梅汁ってのは甘すぎ。とてもじゃないけど飲めなかった。
もっとサッパリしてるやつかと思ったのに。



台湾のジュースは甘すぎるのが多い。

そんなカンジでリビングでのんびりとしてたら、香奈の友達が来た。
台湾の子だけど、「ゆきちゃん」と呼ばれるその子は、大学2回生の日本語学科の学生。
日本にも何度か訪れていて、東京の語学学校に短期留学してたこともあるらしい。
日本語がペラペラというレベルにはまだまだなんだけど、
こうやって香奈のところに来て、毎日勉強してるみたいだし、英語は僕らより出来るって。

んで台湾人なのに、「ゆき」って自分で名乗るのか最初は僕には理解出来なかったんだけど、
どうやらこっちのタレントは日本で活動してなくても、多くの人が「日本名」を持ってるらしい。
で、「ゆき」ってのは、その「ゆきちゃん」の好きなsingerの名前なんだって。
へー。そんなのがあるなんて、全然知らなかったよ。
こういうところにも、台湾の若者の日本に対する憧れも垣間見た気がする。

ゆきちゃんは敦化南路に面した宝石屋さんかなんかの娘さんらしく、かなりの金持ちらしい。
だから何度も東京にも行って服を買いまくってるし、
日本人スタッフがいるオシャレな美容院でもカットしてもらってるみたい。
「田中麗奈に似てるよ。」って昨日香奈が言ってたから、
「そりゃゼヒ見とかないとあかんなー。そのために台湾来たようなもんだし。」
なんて調子のいいことを言ってたんですが、



うーん。どうかな。似てる?(右側)

香奈とゆきちゃんのふたりは、お互いに教科書を使って、
ゆきちゃんが香奈に中国語を教えたり、香奈がゆきちゃんい日本語を教えたり。
ふたりともそんなにまだ上手じゃないから、
辞書を使い、ときには英語で表現したり、絵を書いたり、ジェスチャーで示したり。
ふたりはホント仲よさそう。
遊びながらだけど、よく毎日続くよね。
でも、こういう勉強の仕方が出来たらいいよなぁ。
自分に子供がいたら、こういう環境で英語を学ばせたいと昔から思います。

でも、僕はハタから見てるだけで英語と日本語は分かっても
中国語なんかサッパリ分かるはずなく、ホントに「ニイハオ」と「シェシェ」しか
分からないというレベル。後は美味しんぼで覚えた料理の名前くらいか。
それも、北京語と台湾語の発音が混ざる台湾で通じるか分からず。
広東料理だと広東語の発音の可能性もあるしなぁ。
そんなわけで眠くなってきて、どこかに出かけようかとも思っていると、
香奈のお母さんと木口さん親子が帰宅。
「疲れたー」なんてニコニコしながら。満足そう。

僕は勉強が飽きたっぽいゆきちゃんに、
さっき買ったジュースのシールについてるプレゼントの商品が何なのかを聞く。
ふむふむ。どうもダイヤモンドが何名かに当たって、
応募した人の半分には何か粗品が当たるらしい。
昨日買ったジュースでも別のキャンペーンやってて、
それは100万元かなにかが1名に。
そして、「大阪環球影城」に100名様ご招待みたいなことを
書いてるっぽかったので、それが何なのかを尋ねる。
ゆきちゃんも日本語で説明してくれようとしたけど説明できなくて、
じゃあENGLISHで、と言ったら、それも分からなかったみたいでお姉さんに
ケータイで電話して尋ねてくれた。
それでも、よく分からん。大阪で環で、球で、影の城・・・
大阪城じゃないしなぁ。僕の想像力では環状線しか出てこないよ・・・

でも、なんとなくゆきちゃんが「最近作られて云々」ってことを言っててひらめいた。
あー、そっか。あれだよ。USJだ。
環球→universal、影城→studiosね。なるほど。はー、スッキリ。
「この前行ったけど、めちゃめちゃ面白かったよー。」なんて話を一生懸命に話す。

その後しばらくしてからゆきちゃんは帰宅。
木口さんたちは今晩が台湾最後の夜なので、
円山大飯店っていう超有名な名物ホテルに泊まることにしたらしい。
こんなトコですよ。
僕も空港バスから見たけど、山の麓に建っててすごーい。

なので、木口さん親子と送っていく香奈のお母さんはもう家を出ることに。
3時過ぎくらいだったかな。
なので、木口さんたちとはここでお別れ。1日足らずでしたが。

残った僕と香奈は、ちょっと外にでも行くかーってことで、
バスに乗り、太平洋崇光(そごう)の方へ。
こっちのバスは一律15元だけど、両替機もなけりゃ、おつりも出ない。
だから、あらかじめちょうどお金を用意しておかないと、
20元や50元を払わなきゃいけないハメになる。
こっちでは空港でもゲームセンターでも両替機というものを見ない。
街中には自販機もないし、みんな普段からちゃんと小銭を意識して
持ち歩かないといけないのでタイヘンそうだよなぁ。
日本の感覚だと、おつりがでないとか両替機がないなんて、
ちょっと許せないカンジもしてしまう。



こっちの大きな通りにある信号機は青のとき、残りの秒数と歩く人間のアニメーションが表示される。
しかも、残り秒数が少なくなる(たぶん1/4くらい)と走るアニメーションに変わるのがかわいい。

たった2区間程度のバスを降り、そごうへ。
この太平洋そごう本館は、高級すぎないし、オシャレなブランドが
揃っているらしく、若い人たちがうじゃうじゃいる。
他の場所でもそうなんだけど、ここでも日本の店は多い。
日系のデパートだからよけいにか。
女性用の売り場だと、i.n.e.とかAbahouse Devinetteとかzuccaが入ってた。
olive de oliveやNICE CLAUPも入ってたっけ。
インエやイネドは他でもよく見かけたし、
値段も手頃で、デザインもこっちの女の子が好きそうだ。

男性用のフロアにも行ってみたけど、こっちはあまり人がおらず。
POLOとかTOMMY HILFIGERとか、スポーツブランドの服とか。
なんだかなぁ・・・
こっちでは男女問わず、ESPRITとかPOLOとかBENNETONとかHANGTENとか、
もしくはDKNYとかD&GとかCKとか、
古くさいような昔からあるブランドや日本だと「どうなの?」って
思ってしまうようなブランドがけっこうたくさん店を出してて着てる人も多かった。
あとはスポーツメーカーのTシャツとか。
うーん。

中にはすごくオシャレな人もいるけれど、
全体的にそれほどオシャレに関心がないのかなぁ、と感じる。
台湾の女の子ってビビアン・スーみたいに、
すごくかわいい女の子もけっこういるのに、
もうちょっとセンスいい服着たらいいのになぁ。もったいないなぁ。
こんなことを香奈と話しておりました。
自分らはどうやねん、ってカンジですが・・・
いや、でも、もったいないと思うんですよ。

そごうの最上階は誠品書店っていう、
市内にたくさんの店舗を持つ本屋さんが入ってた。
ここの店舗はそれほど広くないけど、日系デパートということもあり、
日本関係の本、日本の本は特別のコーナーが作られてた。
また、それとは別に日本の雑誌がファッション誌を中心にかなりの種類。
日本の雑誌がたくさん置かれてるのはベツにこの店だけに限ったことではないみたい。
街の小さな本屋でも、けっこういろんな種類の日本の雑誌が並べられている。
しかも、なぜかビニールに包まれて。

日本の雑誌は高級品というイメージもあるらしく(実際台湾の雑誌より高め)、
全てビニールに包まれて中が見えなくなってる。
これじゃあ日本語も読めなければ、全く中身分からんやん、
とも思うんだけど、台湾の人たちはちょっと高価なものになると
みんなビニールやラップでコーティングしてある。ホントにどんなんものでも。
おいおい。靴にラップしてたら試し履き出来んやん、と僕は思うんだけれど。

日本の雑誌はビニールに包まれて、ホントにたくさん。
ファッション雑誌も音楽・芸能雑誌も、日本のそこらの街の本屋やコンビニよりも
よっぽど充実した品揃え。
インテリアや料理や編物、自動車なんかの趣味の雑誌も多岐にわたって置かれていて、
日本で買ったほうが安いし持って帰るのがめんどくさくないのに、
思わずここで買いそうになってしまった。
本当は日本で買いそびれた旅行用のカンタンな中国語会話の本が
あるかと思ってきたんだけど、さすがに日本のその手の本はなかった。
中国語で書いてある日本観光用の会話の本はあったんだけどな。
それじゃ、発音が分からないから使えないんですよ。やっぱ筆談かな。
英語が日本並に通じないしなぁ・・・

ふたりともあまり食べてなかったので、ここの地下にある屋台村で何か
食べようとしたんだけど、行ってみると改装中。がびーん。
しょうがないので上に上がって、裏通りの方の店を見てみる。
ここらにもいろんな種類の食べものの店がたくさんあったけど、
香奈はジューススタンドみたいなのを探してるみたいだった。
僕はラーメンでも食べようかと思ってたのになぁ。
ま、いいかと思って、僕が試してみたいと思ってた愛玉(アイユイ)が
置いてあるジュースの店に行く。
ようやくこういう店に来れた。



大きな通りも1歩裏に入れば、雑多な雰囲気の街が続いてる。

愛玉ってのはゼリーみたいなやつ。
愛玉子(オーギョーチィ)っていうのが東京の方で売ってるのを見たことあるけど、
たぶん、それと同じものだと思う。
ここでは檸檬風味のジュースに愛玉を入れたものみたいだった。新発売って。
なので、僕はその愛玉のレモンジュースに+5元して珍珠(タピオカ)を
入れてもらうことにした。おっきいブラックタピオカの方。
おととしだったか、ミルクティーにこれを入れたヤツが流行ったよなぁ。

「アイユイ」っていうのは店のおばさんにすぐ通じたんだけど、
なかなかブラックタピオカが通じない。
珍珠って書いてるけど、読み方分からないし。
メニューにも載ってないので、がんばってジェスチャーしたり、
後ろに珍珠って書いてある黒板を指差して伝える。
そしたら、ようやく通じたんだけど、「今はない」だって。
でも、そばにいた兄ちゃんがバイクですぐに取りに行ってくれて、
ブジに5分後には商品が出来ました。40元くらいだったかな。

こっちのジュース屋さんって、たいていのとこでカップにジュースを入れた後、
それがこぼれないように機械でフタをラベリング(?)してくれる。
で、ブラックタピオカ用の太いストローをもらって店を後に。
こうやってフタをキッチリとしてくれると、何個持って帰ってもこぼれないし、
冷蔵庫に入れておけば多少は日持ちしそうだし、
ストローを刺しても他の部分からこぼれることはないし、かなりイイと思う。
でも、日本じゃジューススタンドあっても、
フツウのフタをしてくれるだけで、こういう加工はしてくれないよな。
日本でもやってくれたらかなり便利なのに。





愛玉はなんか、フツウのゼリーかなぁ。
ブラックタピオカと愛玉が入った500mlのジュース(この量が台湾ではスタンダード)なので、
中途半端にへっていたお腹はもう苦しいくらいに。
うーん。これはダイエットにいいのかも。

ここらは「日式○○」って書かれたカンバンが非常に多い。
日式=日本の、日本風ってことだけど、レストラン、居酒屋、ラーメン屋、焼肉屋、エステ等々は
日式って書かれた店がたくさんある。
こっちの麺料理というと、担仔麺や牛肉麺、烏龍麺なんかがポピュラーなんだけど、
最近は日本風のとんこつラーメンや味噌ラーメンが大人気。
そごうの向かいにある赤坂ラーメンは流行ってるらしい。
他にもかなりたくさんのラーメン屋を見かけた。
でも、僕はせっかくだから、ニューロウミェン(牛肉麺)の方が食べたいなぁ。

ここらでずっといてもしょうがないので、地下鉄(MRT)に乗って西門町(シーメンティン)の方へ。
西門町は昔あった城の西門のとこに市場が出来て以来開けた街らしく、
台北の原宿と呼ばれるような若者が集まる街。
最近は香奈のお母さんが住んでる敦化南路のあたりが元気みたいだけど、
こっちも来てみるとすごく賑やか。
あっちよりもずっと人が多くて、年齢層が低い。
確かに原宿のイメージだな。でも、街を歩くと、そのごちゃごちゃした具合は、
渋谷のイメージに近いかなぁ。

小さな服屋やカフェ、食べ物屋、映画館、デパート、コンビニ、雑貨屋などが
たくさん並んでいて、ホント渋谷や竹下通りみたいなイメージ。
こっちの方がさらに雑多で道路の舗装も悪いんだけれど。
最近は若者の間でTATOOが流行ってるらしく、
香奈もやりたいって言ってたんだけど、
確かにそこら中でTATOOを彫ってる。
きちんとした店の中じゃなくて、露天みたいなところで、列が出来てる。
「えー?彫り物をするのに、こんな気軽に彫っていいの?」
なんて僕はかなり疑問を抱いた。あんまりガラもよくないし。
後で後悔しないのかな・・・シールじゃないのに。
(後で知ったけど、よく分からないけどこの種のTATOOは3ヶ月くらいで消えるらしい)

香奈は結局このときはやらなかったんだけど、
んー。TATOOを彫ろうとする若い子はこんなにたくさんいるんだなぁ。
日本よりもずっと多そう。
ゆきちゃんも鎖骨のあたりにバラを入れたいって言ってたし。

たくさん歩き回ったけど、特に買うべきものはなかった。
お腹もそれほどはすいてなかったんだけど、
駅近くのファミマの向かいでたくさん行列を作ってる店があった。
かなりの有名店みたい。
阿宗麺線と書かれたそのお店には、30人以上はいるであろう長い行列。
みんなそこらの道端で、丼とれんげを手に麺をすすってる。
せっかくだし、時間的にはそれほど待たないだろうから、とその列に加わる。
待ってたのは10分少々かな。
大が50元、小が35元なので、ふたりとも小を1つずつ注文。

ウキウキしながら向かいの軒下に立ち、麺をすすろうとしたけど、
ムムム、なかなかれんげでビーフンのような細い麺を食べるのは難しい。
一口食べてみて、かなり驚いた。ソースの味がする。不意打ち。
きっと海鮮のソースなんだろうけど、日本のお好み焼きソースの風味。
醤油味を期待してたのに。うーん。コレ、うまいか?
まずくはないけど、かなり香辛料が効いてて辛い。
これがそんな評判になるようなもんかなぁ・・・大なんて絶対食べられないわ。
でも、がんばって完食して、スープも残さなかった。
あまりにも辛かったので、香奈は向かいのファミマでウーロン茶を購入。



阿宗麺線はすごい行列で、コミコミ。


僕は麺線の後はスイカジュース。

その後、いっしょに地下鉄で家に帰ろうとしたんだけど、
僕はタワレコを覗いてみたく、疲れてそうな香奈をつき合わせるのも悪いので、
西門町駅のところで別れる。
そしてそのまま、僕はすぐそばのタワレコへ。
でも、かなり小さい。3階建てなんだけど、坪数にして20坪ってイメージ。
あくまでイメージがね。とにかく小さい。そごうの近くにもあったけど、そっちはどうなんだろう?

タワレコではやはり日本のアーティストがかなりスペースを占めてた。
1階が日本、台湾のアーティスト、2階がその他のロック、ダンス系、
3階がクラシック、ジャズ等々という構成。
1階は2/3くらいが日本のアーティスト。値段はタワレコだけあって、
日本と比べてそれほど安くはないカンジ。
ランキングは日本のとそれほど変わりそうにないかなぁ。
浜崎や宇多田、そしてジャニーズ系は予想通り大人気っぽかった。
ベツにこんなとこで日本のアーティストのCDを買うこともないので、僕のお目当ては2階。

アメリカやイギリスの輸入盤はタワレコと言えども、やはり日本より安くて、
高くても400元以内でした。
めぼしいものはないかと、ずーっと見てまわったんだけど、
安いのものは200元代で買えたのでごきげん。
まぁ、日本より多少安い程度ではあるんだけど・・・

いろいろとみつくろった結果、Jacknife Lee、Bentley Rythm Ace、Freddy Fresh、
Ian Pooley、Prefab Sprout、サトシトミイエ、そしてAIR(エール)の特価になってた新譜と7枚購入。
これまでなんとなく買ってなかったり、ずっと買おうかと気になってたのばかり7枚で2863元。
日本円で1万円くらいで抑えようと思ってたので、ちょうど1万円くらいかな。
他の街のレコ屋だともう少し安く買えそうだけど、
台湾に来てようやく来れた初めてのレコード屋ってことと、
街のレコード屋よりはよっぽど品揃えがいいのでこれだけ揃えれたってことで、
まぁ、よしとしようか。ってか、ウキウキでした。

んで、タワレコを出て駅と反対側に適当に歩いていくと、まさしくその街のレコ屋発見。
ちょろっと覗いてみると、台湾ならではのあやしそうなCDやDVD、VCD(日本では最近ない)がズラリと。
これこれ。こういうところに来ようと思ってたのよ。
「こんなのいつ出たんだよ!」ってカンジの勝手に作られたシングル集や、
フツウのアルバムなのに、ボーナストラックとしてシングル曲が何曲も追加されるものや、
ラブサイケデリコの勝手に作られたシングル集に、なぜか1曲だけ鬼束ちひろが入ってるような、そんなヤツ。
そんなのが1枚98元程度。2枚組や3枚組でも、せいぜいその倍くらい。
目ぼしいものがないかどうか見て、とりあえず後で寄ることにする。

その前に言っておきたかったのは、台北牛乳大王。
高雄に本社がある大きなチェーン店だけど、ここの名物のパパイヤミルクはすごく有名で、
おいしいって聞いてたから、どうしても行かなければ、と思ってたのです。
地図持ってたのに、なぜか辿りつくまでにかなりの時間を要した。まっすぐ行くだけなのに。
それだけに、ようやく辿り着いたときはちょっと感動。

店はすごくキレイで、最近新しくなったばかりみたい。
店に入ってメニューを見ると、いかにもなデザート、ドリンクが並んでいる。
「木瓜」(パパイヤ)って漢字は知ってたので、すぐパパイヤミルク(木瓜牛乳)はどれか分かった。
でも、その下に、「木瓜優酪乳」って書いて、パパイヤミルクよりも値段の高いものがある。
「これはきっと普通のパパイヤミルクよりおいしいに違いない!だって優酪乳なんだもんな。
せっかく来たんだし、こっちを頼んでおくか。」なんて思って、
それを注文しようとしたけど、漢字の発音が分からずジェスチャーでは通じない。
すると困った店員が、写真もついたシートのメニューを出してきてくれた。
おいおい。それなら最初からそっちを出しといてくれよ。マクドみたいに。

そう思いつつ、「木瓜優酪乳」を指差して注文。
すると、店員。「OH!パパイヤヨーグルト」

え??優酪乳ってヨーグルトってことなの??
おいおい!待ってくれ!ここまでわざわざヨーグルト食べに来たんじゃないんだよ!

そんなことを一瞬のうちに思っていると、店員は、「ヨーグルトはない」ってジェスチャー。
あー。よかった。ホント、よかった。
「じゃあ、パパイヤミルク。」なんて僕。
「じゃあ」じゃないっての。最初からそれが欲しかったくせに。
はー、ダメダメだ。

その場で牛乳とシロップ、そしてパパイヤをミキサーにかけて、
店員がパパイヤミルクを出してくれた。
適当な席を探して、まず一口。
うん。うまい。
でも、その程度。期待したほどじゃあなかったなぁ。
ちょっと期待が大きすぎたか。

そのパパイヤミルクを飲み、一休みしてから、元来た道を駅の方へ。
帰り際に忘れず、さっきのレコード屋に立ち寄る。
店員のネエちゃんが万引きしないかどうか、ずーっと僕の方を見てて、ちょっとイヤ。
でも、気にせず物色物色。
結局ここでは、友達にあげる予定のものも含めて、
スピッツ(2枚組)、ボニーピンク、aiko×2、スネイルランプ、小沢健二を購入。
全部シングル集や、ベスト盤。
これだけ買っても600元もしなかった。はー、すごいね。
海賊盤だから、印刷や音質はすごくチャチいんだけど。
こんだけ安かったら、モーニング娘。のも1枚くらい買っとくか、
って気になっちゃうから怖い。かなりその気になって買いかけたんだけど。

そんなカンジでたくさんのCDを抱えて、MRTに乗り、途中で乗り換えて、
家から一番近い大安駅で下車。
ここの路線のMRTは高架を走ってて面白い。
台湾のMRTは普通の道を車といっしょに走ってるヤツはないのかな?

歩き疲れてマンションへ帰ると、やはり下の警備員のおっさん2人は僕の顔を覚えてなかった。
くそー、いい加減覚えてくれー。
部屋に戻ると、香奈と香奈のお母さんは僕の買ってきたCDの多さに、
少しあきれてたっぽかった。
あー、すいません。まだ明日以降も買うつもりなんです・・・


今日のMRT:20元(片道)




8月28日(火)

(3日目)
今日も起きたのは遅かった。ってか、日本といっしょのダラダラした生活。
持って来たVAIOでネットしたり、台湾生活の日記を書いたりしてたらすぐに朝方になっちゃうんだもん。

1時過ぎに目が覚めて、リビングの方へ出て行くと、テーブルには置手紙とカギが。
「先に出かけてしまって申し訳ありません。同僚とごはんを食べる約束をしてたので行ってきます。
2時までには帰ってきます。 12:25」
っていうような内容の、香奈のお母さんの手紙。
あー、そういえば、ごはんを食べに行くというか、
香奈がお見合いに行くとか言ってたよなぁ。
お見合いってどういうことなんだか。なんでお見合いなんかするんだろ。
よく分かんないけど、まぁいいや。

ぼーっとしつつ、牛乳を飲んで、まだ残っている自分のお土産の赤福を食べる。2つ。
うーん。まだお腹の調子はそんなによくないよなぁ。
夏になってから、ずっとだ。

カギは置いていってくれてたけど、もし僕がカギを持って出ちゃったら、
香奈と香奈のお母さんは別々に出かけることが出来ないので、
ふたりが帰って来てから出かけることにしよう。
それまでシャワーを浴びて、テレビでやってる日本の番組を見て、のんびりと。

んでも、もう2時をとっくに過ぎてるのに帰ってこない。
そのうちに帰ってくるかなと、着替えを終わらせたけど、まだまだ。
遅くもなるだろうなとは思ったけど、2時半を過ぎて、
「もうすぐ帰ってくるようなら家で待ってよう」と思ってケータイに電話。
ベルは鳴れども電話には出ず。留守電に切り替わっちゃった。
たぶん。中国語で話してたからよく分からないけど。

しょうがないので、2時45分くらいになってから、置手紙をして出かける。
今日の予定は、昨日行った太平洋そごうの新館(こっちの方が家から近い)の
地下にあるらしきIKEAと、台北駅周辺。
ちゃんと3つのカギ(内側のドア×2と外側のドア)を閉めて、
警備員さんに「そろそろちゃんと覚えてくれよ。」と念じながら愛想をふりまいて外へ出る。
そして、敦化南路を北上。ここの道は毎日通っている。すごく広い道路。
そして、10分もしないうちに太平洋そごうの新館に到着。

本館の方は手頃な値段のブランドが揃っていて、すごく人が多いんだけど、
こっちは日本人観光客もちょっと入りづらそうな高級ブランドばっかり。
そして、お客もずっと少ない。
グッチ、セリーヌ、シャネル等々、高級と言って思いつくようなブランドのオンパレードだから。
なので、紳士服売り場に行こうかと思ってブランド名の一覧を見たけど、
うーん。あんまり用がなさそうなカンジ。
なので、最初の予定通り地下に行く。

IKEAはちょうどセールをやってた。どうも閉店セールだか移転セールだからしい。
なので、人が多かった。
地下は全部IKEAになってるので、かなり広いように感じたんだけど、
香奈に言わせると、あんまり広くないらしい。
うーん。もう日本の店舗は全て撤退しちゃったし、どうなのかは分からないけど。
IKEAの家具やカタログが欲しいと思っても、
イチバン近いのが台北か香港ってのはなんとも・・・

セールだけあって安くなってる品も多くて、
ここが旅行先じゃなかったら欲しいものもけっこうあった。
うーん。京都にもあったらいいのに。
セールになってても、値段はそれほど手頃なわけじゃないですが。

結局IKEAでは何も買わず。
IKEAを出てみると、出口のところにはアフターヌーンティーもあった。
本館の方の店と同じく、こっちもカフェの方はすごく盛況。
並んでる待ってる人が多かったもんなぁ。
こっちはスタバもかなり多いんだけど、なんでこんなに人気なのかな?
他にもカフェはいっぱいあるのに。ちょっと日本とは違うなぁ。

ここの雑貨を見てると、香奈のお母さんが言ってたイヌのぬいぐるみ発見。
どうもぬいぐるみが好きらしくて、何匹もリビングにいた。
で、「そのイヌのぬいぐるみが欲しいけど、1000元以上するので高い。」
というようなことを言ってた記憶があって、
それなら、とてもお世話になってるお返しとは言えないけど、
台湾でいる間に必ず買っていこう、と思う。

そごう新館を出て、そごう本館がある忠孝路って大きな道へ。
ここには昨日も乗ったMRTが地下を走ってるけど、
歩いていこうと思って、その道をずっと西、台北駅の方へ向かう。
起きてから赤福しか食べてなかったので、
途中の屋台ででもなんか食べようと思ってたんだけど、
道を進めば進むほど店が少なくなってくる。
大きな道沿いだけど、工場やマンションが多い。

にしても、台北に来てかなり驚かされたのは、エアコンの室外機の水を垂れ流していること。
台北はビルばかり(といっても、何十年も経った古い建物が多い)で、
大きな道に面している建物はみんなセットバックしてる。
セットバックってのは、実際の建物の敷地よりも何メートルか後ろにさがること。
そして、その部分をアーケード付の歩道として使えるようにしているの。
おそらく台北市の都市計画関係の条例で決まっているんだと思う。

でも、そのセットバックしてアーケード付の歩道があるのはいいけど、
アーケードとの境目のあたりを歩いていると、
水滴がちょくちょく、いやかなりの頻度で落ちてくる。
最初は「雨が降り出したのかな?」と思ってたんだけど、
次第に、それがエアコンの室外機の水だってことに気がついた。
おいおい。パイプでまとめるなんてこともせず、そのまま垂れ流しかい。
だから、台北の人はみんな当然のように建物と歩道(アーケードのない部分)との
境目部分(の道寄り)を歩くなんてことはせずに、
歩きづらくてもアーケードがある部分か、車道に近い歩道を歩いている。
歩道の舗装が悪かったり、段差が多いことと合わせて、
こういう部分がまだまだだなぁ、なんて感じてしまうのです。
かなり幅広に計画されたまっすぐな道路が多いのはかなりいいんだけど、
卒論で都市計画をテーマにしようとしてると(もしくは、会社でこういうことに携わろうとすると)、
どうしてもこういうところにばかり目がいってしまう。
台湾の都市計画法にあたる法律や、台北市の都市計画関連の条例も調べてみたいところ。

えーっと。話がそれてしまった。
そごうをずーっと西に歩き続け、台湾技科大学という大学の近くに来ると、電脳街があった。
台北の小さな秋葉原っていう雰囲気。
僕はこの旅行にデジカメを持ってきたけど、
その画像をPCに取り込む、専用のUSBケーブルを持ってくるつもりだったのに忘れてきた。
なので、画像を取り込んでニッキを台湾から更新することも出来ず、
1枚しか持ってないスマートメディアに保存された画像を取り込んで、
いらなくなった画像を消去することも出来ず。
「もしかしたらここにケーブルあるかも。」という多少の期待を抱いてここに来たのです。

そのコンピューター街に踏み込むだいぶ前から、雰囲気で「ここら」だなっていうのが分かる。
もう、こういう匂いって万国共通だなぁ(秋葉原は行ったことないんだけどね)。
ちょっとあやしそうなゲームソフト屋があったり、
マウスやキーボードやCD-Rが店の外に放り出されて安売りされてたり。
なによりも、買い物に来てる人たちが、「っぽい」もんなぁ。
技科大学の学生が多いんだろうなぁ。



この雰囲気は万国共通。

台湾ではデスクトップのPCは自作するのがフツウと聞いてて驚いたんだけど、
ここに来てみると、確かにノートパソコンは見かけたけど、
完成品のデスクトップらしきものは見た覚えがない。
そのかわり、ケースやCPUなどのパーツはたくさん売ってる。
うーん。やっぱり本当なのかな。
なら、台湾でデスクトップ使おうとする初心者はエライねぇ。

で、僕の当初のお目当てはというと、やはり過大な期待を寄せなくて正解だった。
デジカメとPCをつなぐUSBケーブルの接続部のカタチが特殊で、
普通には売ってないもので、店の人にも英語で尋ねてみたけど、やはりなかった。
もしかしてフツウのUSBの接続部と変換できるキャップみたいなのがないかとも思ったんだけど、なかった。
んー。残念。やっぱりケーブル忘れた時点でダメか。
デジカメ自体けっこうこっちでは高いから、
その予備のケーブルまで扱ってる店はそりゃないだろう。
仕方なく、そのままその通りを後にする。
CD-Rは100枚単位で売ってて、1枚あたり20円くらいのがあったけど、安いのかな?
あんまり日本で買うのと変わらないのかな?



よく見てください。宣伝文句。
「コンピコータのアクセサオリー」だって。
近年の日本ブームも手伝って、台湾には街中に日本語が英語以上に溢れている。
でも、かなり間違いが多すぎ。文法とかじゃなくて、単なる字の間違い。
「ユ」と「コ」や、「セ」と「ヤ」を間違えてるのなんて日常茶飯事。
日本語出来る人多いし、日本人も多いのに、なんでそれくらい確認しないのかなぁ?
まぁ、日本に間違った英語が溢れてるのといい勝負か。

USBケーブルがなかったので、容量が足りなくなったときのためにスマートメディアを
買わなきゃいけなかったんだけど、忘れてた。
ま、これから先にT-ZONEがあるらしいので、そっちで見りゃいいか。
んで、さらに歩き続け、もう家を出てから1時間半くらい経ったか。T-ZONEに到着。
でも、すごく小さいな・・・
どうも台北では日本にあるのと同じような店を期待すると、
その規模の小ささにガッカリしてしまうことが多い。
やはり電気製品に関しては日本の方がいいのかな。
PC関係も含めて、電気製品の部品は台湾で作られているのがかなり多いのに。
日本の方が電気製品は安い。

そもそも台湾、特に台北市内は物価がかなり高い。
東京並とは言わないけど、交通費と食費(外食する場合)以外は
日本の平均的な物価に近いと思う。
あれだけ急激な経済発展を遂げたので当然と言えば当然だけど、
東京と同じく、不況の中、地方から出てきた人にとっては生活厳しいだろうなぁ。
住居費も高いし。
でも、人口少ないのにベンツの保有台数が世界で5位だったり、
やっぱり金持ちは金持ちなのよね。
ホームレスっぽい人もあまり見かけないし。



台湾では吉野家もちょくちょく見かけます。
ファミマもかなりたくさんあるし、洋服の青山やダイソーも進出。

T-ZONEでもやっぱり僕の求めていたUSBケーブルはなくて、
しょうがないのでスマートメディアを買う。店頭にはなかったので、
店の人に聞いてみると出してくれた。
32MBで950元って書いてたので、それでいいやと思い、
レジに持っていくと750元。けっこう安いなぁ。
日本より安いのかな。

T-ZONEを出て少し西へ進むと、もうそこは台北駅。
南側にあるレコード屋が大盛況。
台北の若い子たちがたくさん来てる。
台北駅のすぐそばってこともあり、日本人らしき人たちもいる。
これまで思ったほど日本人と遭遇してなかったんだけど。



台北駅は工事中。
地下鉄や、JR西日本が技術提供する台湾新幹線(はこの駅とおるのかな?)など、
好景気から一足遅れて建設ラッシュ。

先に西洋なんちゃらって書かれてるコーナーで探し物。
でも、台湾盤(たいていオビだけ中国語。他は輸入盤と同じ)だと
海外のアーティストはみんな漢字になってて、とにかく分かりにくい。
アルファベティカルに並んでるのに、ホント少しずつ気をつけて見ていかないと、
誰が誰なのか全く不明。
同じ音の漢字を当てているものもあれば、元の名前の意味から訳しているものもある。
AIR=空氣なんてのはそのままだけど。
UNDERWORLD=地底世界樂團も分かりやすいか。
昨日買ったBENTLEY RHYTHM ACE=化學節秦之王なんかになると、かなり難しいな。
TEENAGE FANCLUB=青少年倶樂部合唱團にはちょっと笑った。

普通の値札のシールは、昨日のタワレコより少し安いくらいの値段、
350元くらいの値段が書かれていた。
でも、赤いシールがつけられてて、それに250元くらいの値段がどれもつけられている。
「うわ。安いやん。きっと値下げセールされた品だな。」と思い、
嬉々としていろいろと買うべきCDを選ぶ。
そして、日本盤の方も。
こっちの方もだいたいの商品に98元くらいの値札がつけられているものの、
赤いシールには10元とかなんと1元なんてのがたくさん。
「マジで??」と思いつつも、売れ残りで処分してるのかなぁ、なんて勝手に想像する。
日本盤は安すぎるので、思わずお土産の分と思いつつ、
めちゃめちゃたくさん買ってしまう。

結局、洋盤は、今まで買わなくてよかったと喜んだT.F.Cの"HOWDY!"を始め、
BENTLEY RYTHM ACE、AIR(2つとも昨日に続いて)、ECHOBELLY、
SONIC YOUTH、UNDERWORLDあたり。
邦盤はめちゃくちゃ。香奈のお母さんに頼まれてたスピッツのベストに、
フツウのアルバム(+ボーナストラック)の方も2枚、ボニーピンク2枚、ミスチル2枚、
ラブサイケデリコ、椎名林檎、福山雅治等々。
かなり人にあげる分が含まれてます。
だって、1元って書いてたから・・・

で、そんなのを抱えてレジに言って、お姉さんに打ってもらってると、
ん?なんかおかしい・・・
1元だと思ったのが98元で打たれてるし、洋楽の方も思ってた値段よりずっと高い。
んで、そのことを言おうとすると紙を見せてきて、
「赤いシールの商品は、緑のシールの商品といっしょに買うと安くなりますよ。」なんて
汚い字で書いてある。なんだー、そういうことかー。
緑のシールの商品1枚につき、赤いシールの商品が1枚になるのかな?

んー、でも、まぁ値札の値段でもいいかと思い、もうそのままレジを打ってもらう。
それでも3424元。17枚買って、日本円で1万円強。
旅行に来てるんだし、いいやいいや。これが楽しみの1つだったんだし。

でも、とにかくそれだけのCDはかさばった。重かった。
カバンの中身もいっぱいだし、ヘンな持ちにくい袋なのでタイヘン。
おまけに雨で傘ささなきゃいけないし。

台北駅の道を挟んだすぐ南側には何年か前に240m以上あるビルが出来た。
台湾では珍しい超高層ビル。その下の方の階は三越百貨店。
なので、ちょいと本や服を見ようかと立ち寄る。
まずはずっと何も食べてなかったので、地下にある屋台村、
というかフードコートのような場所に行く。
台北のデパートには多いみたい。こういったフードコート。

台湾料理や日本の丼もの、ラーメン、寿司などの類が並んでて、
どれもおいしそうだけど、どれも量が多め。
この時点で5時を過ぎてたんだけど、7時くらいからみんなでごはんを食べに行こうと、
さっき家に電話したときに聞いてたので、今これらを食べるとマズイ。
なので、結局何も食べず。
上にある書店はさすが日系デパート。昨日のそごうに引き続き、
こちらも日本の本はけっこうあった。
服に関しては、やっぱり男物はダメ。
若い女の子向けの店はオシャレそうな店がたくさんあるのに、
いったい台湾の男の子はどこで服を買ってるんだろう??
西門町かなぁ。シーメンティン。

6時頃からMRTに乗り、雨の中を歩いて6時半には帰宅。
香奈のお母さんは中国語の勉強に行ったらしく(大学生には中国語で日本語を
教えてもいるんだけれど。)、7時に終わるみたい。
なので、それまで待ってると電話。直接食事する店に向かうって。

なので、香奈とふたりでタクシーに乗ってその店まで向かう。
こっちのバスやMRTもそうだけど、タクシーも安いので、かなり乗りやすい。
他の外国のようにぼったくりも少ないみたいだし。
初乗りが70元(240円くらい)。100元ちょいも出せば市街地の
かなりの範囲をカバー出来るので、ホントにタクシーは便利。
こっちのタクシーは全て黄色で統一されているし、台数もかなり多いので、
見つけるのもホントに簡単。

でもねぇ、すごく運転が荒いんだよね。
ってか、タクシーに限らずバスも一般のドライバーも。
かなり車間距離を詰めて走り、ムリヤリ車線変更するし、
横断歩道を歩行者が歩いてても、そこに突っ込んでくる。
青であっても、横断歩道を渡るときは命がけです。マジで。
みんながみんなそういう運転。
京都のバスやタクシーもかなり運転が荒っぽいですが、台北には負ける・・・

最初は横断歩道を渡るのに地元の人について渡ってたけど、
徐々にコツをつかめてきた。でも、よそ見するのは危険。
道を渡るときは常に左右に気を配っておかないと、
マジで車やスクーターにひかれてしまいます。
車の側が譲ろうなんて意識は全く存在しない。

今日乗ったタクシーの運転手さんはいい人。
拙い発音の中国語で場所を伝えたものの、きちんと伝わっておらず、
大通りを曲がり損ねたので、路駐だらけの、
幅が車1台分しかなく歩行者いっぱいの通りを、
かなりがんばって、進んでくれました。
乗ってるこっちがヒヤヒヤものだよ。
ホントに香奈とふたり、かなり怖がってた。

でも、なんとか近くまで着いたので、
85元の運賃だったけど、100元札を出して、おつりはチップに。
せめてものお礼と思って。
でも、あれだけタイヘンな運転をして、たったそれだけしか儲からないなんて、
と僕の感覚では感じてしまう。

行ったのは若者向けのデパートにあるベリーニっていうイタリアンレストラン。
どうも、もともとは東京の店らしいんだけど、知ってる人いますか?
最近台北市内で大流行みたく、僕たちが行った店も若い人たちばかりで混んでた。
香奈のお母さんが先に順番待ちをしてくれてたけど、
それでもまだ6組くらい先だったので、下のパン屋で買い物。
お世話になってるから、パンくらいはみんなの分を買って帰らないと。

コンビニのパンコーナーは、ホントに申し訳程度にしかないんだけど、
きちんとしたパン屋さんはけっこうあって、どれも外から見るにはおいしそう。
パン屋兼ケーキ屋みたいなのが多いのかな。
日本のよりレベル高いのかも。まだ食べたことないので分からないんだけど。
ここのパン屋ではおいしそうなのを適当に300元分くらい買う。
パンの値段は意外に高い。麺類なら安いのに。

パンを買って、靴屋などを見て、ベリーニに戻ったけど、順番はまだ。
それから15分ほどさらに待たされて、ようやく座れた。
ホントに若い子ばっかりだな。値段も手頃だし、内装が小洒落てるからなぁ。
いかにも最近の日本のお店っぽいカンジ。
台北ではまだまだ少ないのかな。

大椀で出てくるスパゲッティなので、3人でスパゲッティとピザとサラダを
それぞれ1つずつ注文。そして、スープを追加。
スパゲッティもピザもなかなかおいしかった。
でも、スパゲッティはやっぱり延びてた気が。

「やっぱり」っていうのはなぜかって言うと、
どうもこっちのラーメンはコシがないらしい。
国民性なのか、かなり長めに茹でるんだって。
たぶん、長く茹でて「プニュッ」となったような食感がこちらの人たちの好み。
「Q」っていう当て字で表されるような食感だと思う。
だから、昨日のおにぎりも日本の感覚からすると、かなりベタってした食感だったし。

ここのスパゲッティもそうで、アルデンテなんてまるで無視。
たぶん茹で時間が7分だとすれば、10分は確実に茹でてるカンジ。
まぁ、まずくはなかったんだけどね。具はおいしいし。
でも、誰かが注文してた、上に天ぷらが載ってるスパゲッティは絶対マズそう・・・

ここで食べ終わった後のお勘定もまた、香奈のお母さんに払ってもらってしまった。
2日目の晩ご飯にしても、払おうとするんだけど、絶対に出させてもらえない。
ずっと泊めてもらってお世話になってるのに、ホントに申し訳なさすぎるよ。
その分香奈といっしょのときは意識してお金払ってるつもりなんだけど・・・

ベリーニを出た後は、お母さんは家に帰って仕事をするとまっすぐ帰宅。
僕らはそのあたりに出てる夜市をフラフラと。
って言ってもお腹いっぱいだし、食べ物はもういらない。

ゲームセンターがあったので立ち寄ってみた。
プリクラがあったので、「撮ってみるか。」なんてプリクラに挑戦。
どのプリクラも日本の機械をそのまま輸入したものだった。
説明は全部日本語で出てくるのに、台湾の女子高生たちは困らないのかな?

テキトーに選んだプリクラは150元だった。
紙幣は入らないし、コインは50元までしかないので、店員のお兄さんに100元札を崩してもらう。
両替機なんてない。
ってか、どうも台北では両替機がほとんどないらしい。
空港でも見かけないし、バスにもついてないので
小銭を用意して乗らなくちゃ余分に払わされることになるし、
こういったゲームセンターにもないし。
日本に慣れきった僕としては、こういうところがかなり不便。
意識して小銭をもらうように買い物していないと、すぐに困ることになります。
自動販売機も街中にはまずないので、余計に買い物で崩すように心がけていないとダメ。

プリクラは日本のと変わらない。当たり前。
はー、相変わらずプリクラ撮るのは疲れる。
香奈とプリクラを撮るのは初めてだっけ。
浪人や大学入りたての頃は、「カンジが似てる」と言われたこともあったふたりだけど、
最近はすっかり違うようになった気がする。
でも、妙にのんびりしたりおっとりした部分があるところはいっしょ。

プリクラを撮り終わってから、ジューススタンドでジュースを買って帰る。
僕はタピオカ入りのマンゴージュース。香奈はキーウィジュースの方を。
ここのは丸いスイカを4つ載せてくれるし、おいしかった。
でも、香奈のキーウィの方がサッパリしてておいしくて、ちょっとうらやましい。
チェーン店みたいだから、また見かけたときに飲みたい。





すっかり雨はあがっていたので、ジュースを飲みつつ、
途中にある24時間営業の誠品書店に立ち寄り、
なぜか日本のデザイン関係の薄っぺらい本を買う。
日本で買えばいいのに。僕はバカだ。



台湾の人たちはどこの本屋だろうとおかまいなしに、
老若男女がそこらじゅうの床に座って本を読んでいる。
はしたないような、ちょっとうらやましいような。
日本のように地べたや階段に座ってる人はあまり見かけなかったけど、
こんなに堂々と座り読みするなんて。

家のそばまでふたりでいっしょに帰って、僕だけ国際電話用のカードを買うためにファミマに寄る。
「i want a phone card for international」なんてカンタンな英語で言うと、カードを出してくれた。
国際電話は高いので、500元の方のカードを買う。
そのカードを売ってくれた人は店長さんらしき人で、
裏に書いてある使い方を丁寧に説明してくれた。
んで、僕が店の前にある電話機でよく分からず困っていると、
心配して2回も掛け方を教えに出てくれた。いい人だー。
台湾のテレカ(日本のより厚め)と全くいっしょの大きさ、厚さのカードなので
それを差し込んでから電話をかけるのかと思ったら、違った。
カードを差し込まない状態でカードの裏に書いてる電話番号を押し、
後は説明に従って、パスワードを打ち込み、国番号や電話番号を押す仕組み。
なんだ、僕が普段ローソンのLOPPIで売って、説明もしてるのと同じ形式なのか。

電話し終わって、そのハゲた店長さんにお礼を言ってから行こうと思ったんだけど、
もう奥に引っ込んじゃったので、ドリンクだけ買ってから帰宅。
天気が悪くなってきた。


今日のアフターヌーンティー:こっちは必ず名前の前に「SAZABY」ってついてます。





8月29日(水)

(4日目)
昨日、一昨日とけっこうな距離を歩いたのでなんだかお疲れ。
お昼過ぎまで寝てたものの、なんだか体がダルくて、
10日もあるし今日はゆっくりする日に決める。

目が覚めるともうゆきちゃんが勉強に来てるみたいで、
リビングから香奈との話し声が聞こえてくる。
ベッドの上に寝ころんだままバイオでメールチェックして、
ぼさぼさの頭のままリビングに出て行って、
ふたりが勉強してる様子を横で見てる。
ゆきちゃんに日本語を説明するのに手伝ってみたりするが、
なんかジャマをしてるだけのような気がする。
この子は日本語はまだまだだけど、英語は発音もかなりうまくて、
英語で説明するのはちょっとためらわれる。

そんなカンジで勉強したり遊んだり。
途中で僕はシャワーを浴びて、服を着て。
4時頃には香奈のお母さんが帰ってきた。
ちょうどそのときはゆきちゃんに日本語の表現を教えてたんだけど、
日本語独特の言い回しなので、僕と香奈とふたりで困りつつ例文を挙げてたら、
それを見た香奈のお母さんが、
「これはこういう例文にした方が応用が効いていいんちゃう?」って。
はー。さすが日本語を教えてる人は違うなぁ、と思わされました。
日本語を教えるのは難しいよね。

まもなくゆきちゃんは家に帰って、
今日は日本食を食べに行こうかって話になる。
それまでしばらく時間があったので、僕は卒論のための本を読む。
・・・読んでたんだけど、すぐにソファに横になりながら読み出しちゃって、
いつのまにやら寝てた。
「あら。ただくん寝てる。」って香奈のお母さんの声に反応して目が覚めて、
「いや。寝てないですよ。」なんて言ってしまう。
電話に出たときの反応といっしょ。

今日はすごく天気が悪い。
ずっと雨が降っていて、昨夜は雷も鳴ってた気がする。
でも、まだこの季節、台風じゃないだけましか。

天気が悪いし、多少遠い場所に目的の日本料理屋はあるので、バスで行くことに。
バスに乗るときは気をつけないと、同じようなバスでも、
乗車時にお金(15元)を払うものと、降車時にお金を払うものがある。
今回乗ったバスは後者。

香奈のお母さんの隣に座ってた女子高生が、
ジツは香奈のお母さんが教えに行ったことのある高校の生徒だったらしく、
話がはずんでしまい、僕ら3人とその女子高生1人、
同じ停留所で降りるはずだったのに過ぎてしまった。
こっちのバスは「次はどこどこ」っていうアナウンスをしてくれないので、
自分でバス停の名前を確かめて路線図でチェックしたり、
景色に注意を払っておかないといけない。夜は困り者。
あまり地理を知らない人は、右側(車は右側通行だから)に乗っておかないとダメ。

バス停を過ぎたことに気づいたので、香奈のお母さんが運転手に言ってくれて、
運転手さんはバス停でもないのに降ろしてくれた。田舎のバスみたい。
降りたところは野球場や運動場などいろんな施設が入った大きな公園。
ここで行われてるのかどうか知らないけど、今、台湾でAAA選手権とかいう
高校生の野球の世界大会が行われてたハズ。
僕が台湾にいるときとちょうど日程が重なってたので、
見に行こうかと日本にいるときは思ってたんだけど、
今回、日本代表に日南学園の寺原はケガで選ばれてないので、見に行くのはやめた。
寺原が出てたら、その速球を見に行ったんだけどなぁ。

日本料理屋までは雨の中を少し歩いた。
着いた料理屋は、美濃屋という日本料理屋というか、居酒屋。
入ったら、「いらっしゃいませ。」なんて台湾人のおばちゃんが迎えてくれる。
この人はなかなか日本語がうまい。
中で料理を作ってる主人らしき人だけ日本人だった。

メニューは日本の居酒屋メニューなんだけど、なんでもアリなカンジ。
ラーメンセットがあって、ラーメン+おにぎり+冷奴+サラダなんてのだし。
台湾ビールがあったので、それを頼んでから、
あげだし豆腐、タコの串焼き、串焼きセット、やまいも短冊、いさぎの塩焼き、
おにぎり(鮭、梅×2)、アジの南蛮漬け、和風サラダなどけっこうたくさん頼んだ。
でも、出てくるの遅い。だいぶ後から来た隣の家族の方に先に出てくるし。
料理は全般的においしかったけど。多少、こっちの人向けにアレンジしてるものの。
台湾ビールはけっこう日本のビールと似てた。生で飲んだらそれなりにおいしいのかも。

そういや、食事中に香奈のお母さんが食品衛生士(?)の資格を持ってるっていう話になった。
僕がこれから取らなければいけない宅建も持ってる。
「持っててもどうしようもない資格ばかり持ってるよなぁ。」なんて香奈が言ってたけど、
他に高圧ガスやボイラー技師なんて資格、ホントなんで持ってるんだろう。
昔は香奈のお父さん、けっこう手広く事業をやってたみたいだから、それでかな。

でも、「どうしようもない資格」と言いつつ、英検1級(そりゃ英語の先生でもあるしな)と
簿記1級持ってるのはスゴイと思った。
簿記なんて2級まではカンタンに取れるけど、
みんな1級がなかなか何回受けても取れなくて苦労してるのに。
でも、主婦をやったり日本語教師をやったり、全く関係ない職業ばかり。
さすがに簿記だけは学校に通ったと言ってたけど、
もともとの頭がいいんだろうなぁ。
香奈も語学はよく出来るし、好きみたいだし。
英語もフランス語も中国語も、かなり現地で鍛えられてるから、
語学にあまり興味がない僕は単純に尊敬してしまいます。

雨が降ってたし疲れてたので、タクシーでまっすぐ家に帰って、
その後コンビニに行って、みんなのためにアイスを買っただけ。
香奈は疲れたと言って、早々に寝始めた。
僕は、今日1日ゆっくりしすぎてたので眠れなくなって、朝までニッキを書いてました。



台北市内の路地はどこも路駐ばかり。
車がギリギリでも1台分入れるスペースがあれば、すぐに車が停まる。
台北の人はみんな縦列駐車なんてお手のもののハズ。
この写真の道はまだ広い方だけど、両端に車停めてるために、
ギリギリ車が1台通れる幅しか空いてない道もたくさん。
それに加えて、北京の自転車のような感覚でみんながみんなスクーターに乗ってるもんだから、
スクーターの路駐でさらに道が狭くなる。
台北市内はかなり駐車場不足だけど、日本のように車庫証明を義務付ける日は来るのか?


今日のデザート:スイカ(サービスで店の人が出してくれた)




8月30日(木)

(5日目)
昨日のニッキにも書いたとおり、昨夜から寝ずにずっとパソコンをいじってて、気がつくともう朝。
6時くらいから香奈のお母さんが起き出したような音。
今日から香奈のお母さんは、日本から来る友達と遊ぶために上海へ行くことになってたんだけど、
そういえば朝早い飛行機に乗るとか言ってたなぁ。
でも、いつ頃家を出て行くのか知らなくて、7時くらいにリビングに出て行くと、香奈がソファで寝てた。
聞いてみると、お母さんはもう空港に行くために出ていっちゃったそう。
がびーん・・・
こんだけお世話になってるのに、お礼もお別れのあいさつも出来なかった・・・
はー、ダメダメだ・・・
しばらくショックで動けなかった。あーあ・・・

香奈は朝早く起きたものの、頭が痛いって言ってる。
熱が38度越してるらしい。昨夜は38度5分あったと言ってる。
マジかよー。しんどそう。
とりあえずちゃんと寝るように言っておく。

僕は少し横になったら、今日は中正記念堂や総統府といったベタな観光地に
行こうかなと思ってたんだけど、昨夜寝てなかったので、気がつけばもう2時前。
ゆきちゃんが来てるらしく、声がする。
「ただじゅんは?」「まだ寝てる。今朝までずっと起きてたんだって。」
そんな会話が聞こえてくる。
と思ってたら、ゆきちゃんが入ってきた。
「モウヒルデスヨ。」とかなんとか。
はいはい。起きます、起きます。
ぼさぼさの頭で出て行く。昨日といっしょ。

香奈の体調はだいぶましになったらしく、見た様子もすこしラクそう。
でも、何も食べてないらしく、とにかく食べさせなきゃと思い、
土鍋を探し出してきて、それでおかゆをつくる。
お米を洗って、お湯を沸かして、お米を入れて、塩を入れて。
具があった方がいいなと思って、とらいえずネギを刻んで、
冷蔵庫にあったハムを入れたり、だしやしょうゆを入れて玉子も入れよう、
なんて考えてると、「お土産の漬物で食べたらいいよな。」っていう香奈の言葉に、
そういや自分で漬物を持ってきてたのを思い出す。
なので、そのとき刻みかけてたネギだけ入れておいた。
しばらくしておかゆは完成。

僕もおなかは空いてたから、味見がてらおかゆを漬物で食べてみる。
うまいな。
中華のこってりしたものが多かったから、
夏になってあまり調子の良くない僕の胃腸には、こんなのがいいみたい。
おいしかったので、軽く2杯食べてしまった。漬物もおいしい。
香奈のために作ったのに、なくなってしまうやん。

香奈はゆきちゃんにいろいろと日本語を教えてて、
ゆきちゃんは僕に向かって、「ヘンな男」とか「醜い」とか言ってくる。
ふざけてるんだけど。ちょっとむかつくときもある。
メガネかけてたら、「メガネ、ヘン。」とか。
なので、そういうときは「ほっとけよ。うぜーんだよー。」なんて言葉を教えておく。

お風呂に入ってから、出かける用意。
もう3時過ぎてたんだけど、イスに座ってガイドブックを見てると、
総統府のとこに「木曜日の10:00-15:00には館内の参観が出来る」と書いてある。
うわー。ショックー。
今日がその木曜日やん。しかも、15時過ぎたとこだよー。えーん。残念。

今日は総統府に行かずに、まずバスで台北駅へ行き、
二二八紀念公園、西門町、西門町の先にあるお茶屋とまわるルートに決定。
それをゆきちゃんに言うと、二二八紀念公園は夜は行かない方がいいらしい。
ホモが集まる場所として有名なんだって。日本にもそういう場所はたくさんあるけど。
だからガイドブックに、「夜は入園しない方がよい」って書かれてるんだなぁ。

2日目に西門町を歩いてたときに、手頃な値段の、でも一式揃った茶器のセットを
見つけていたので、今日の西門町ではそれを買うつもり。
でも、そうすると、日本に持って帰るときに割れる可能性があるので、
エアクッション(中身を保護するプチプチのやつ)が欲しかった。
この前東急ハンズの袋を持ってた人がいた気がしたんだけど、
やはり西門町にはハンズがあるみたい。
で、その場所をゆきちゃんに訊いてみたけど、詳しくは分からないらしい。
有名なカラオケ屋さん(こっちではKTVと呼ぶ)の向かいにあるらしく、
分からなければ道を歩いてる人にそのカラオケ屋さんを訊けばいいって。
こっちではハンズはあまり認知度がないみたい。
で、「where is KTV?」と「where is TOKYUHANDS?」って意味の
中国語の文をメモに書いてもらい、それを持って家を出る。

ちょうど、マンションのすぐ近くの漫画喫茶でゆきちゃんの彼氏がずっとマンガを読んでたみたいなので、
そこまではゆきちゃんといっしょに。
ゆきちゃんの彼氏、香奈はやめときなって言ってたみたいだけど、どんな子なのかな。

漫画喫茶が入ってるビルの前で、「say hello to him」って言って、ゆきちゃんと別れる。
そして、バス乗り場に行くと、お目当ての20番のバスがちょうどドアを開いて待ってたところだった。
すぐに乗り込み、15元を払って席へ。
めちゃめちゃ冷房が効きすぎてて寒い。またお腹痛くなっちゃうよ。

このバスは台北駅の方へ向かうんだけど、途中ですんごい大きな門や建物のあるところを通る。
どうも、あれが中正紀念公園みたいだ。
蒋介石の業績を称えるために作られた紀念堂があって、すごくでかい。
公園に入る門もビックリのでかさ。白とブルーの配色でめっちゃ中華風で、すごくインパクトある。
さらに、国家戯劇院と国家音楽庁という、これまたなかなか大きな同じような2つの建物が
向かいあって建ってて、こちらは真っ赤な柱がすごく目をひく。
紀念堂や門以上に驚いた。
写真ではチラっと見たことあったけど、実物がこんなに大きくてすごいとは。
バスに乗りながら興奮。絶対明日ここに来なくては。

バスはさらに台北駅に近づき、総統府の建物が見えてきた。
それを見て、さらに興奮。感動。
こちらも写真では見てたけど、実際に見てみるとすごい存在感。
赤レンガに白い縁取りという装飾が施されたこの建物が、
100年近く前の日本統治時代に作られ、存在してたことを想像し、
なんかひとりで興奮していた。ホントすごいや。
立て続けにバスの中からこういった建物を見て、感動しすぎた。



バスは終着の台北駅の手前で降りる。
ちょこっと一昨日とは違うレコード屋を覗き、台湾関連の日本の本を探しに
新光三越の書籍コーナーへ行ったけど、望んでたようなものはなかった。
2日目とは違うレコード屋にも2軒ほど少し立ち寄る。
バンプの海賊盤があったのでそれと、小沢の「夢が夢なら」以降が入った海賊盤を人にあげるために買う。
2枚とも98元。
そういや、この小沢のシングル集(2枚目)の内容って、
だいぶ前の正月に発売予定だったものの、
いろいろあって発売中止になったCDの内容そのままなんじゃないかと思う。
アルバムが発売中止になったから、そのアルバムの収録曲を分けて全て発売するために、
その頃に出たシングルはたくさん曲が入ってるっていうウワサ。本当っぽい。

その後、飲み物を買うためにファミマへ。
黒松沙士っていう飲み物があるのはもともと知ってて、
それが賛否両論なんだけど、うまいって言い張ってる人を2chのスレッドで昨夜見つけたので、
興味がわいたのでそれを買しました。
で、店を出ると、二二八紀念公園へ。

その前にさっき買った沙士を飲もうとしたんだけど、開けた瞬間にイヤな予感。
かなり薬くさいような、独特の匂いがする。
歯医者のまずい薬のようなカンジ。んで、味もそのもの。
二度、三度と試してみたけど、ホントに泣きそうなくらいまずすぎてまずすぎて・・

公園に入ってから、そこの下水路に捨ててしまいました。
こんなにマズいドリンクは久しぶり。
ってか、台湾のコンビニで買うドリンクはまずいのが多い。甘いのも多い。
もっと砂糖やミルクが入ってないお茶を置いてくれよー。
いろんなフルーツそのままのジュースや、牛乳、飲むヨーグルト関連が充実してるの
はマル。

二二八紀念公園のデザインも感動した。
ベンチのある建物の屋根などが、いかにもチャイニーズ。
そういうのはあまり僕の趣味とは合わないと思ってたけど、
実際に見てみるといいな、と思える。
さっきの中正紀念公園の前を通ってから、ちょっと感化されてきたかも。



雨も降ってたし、公園では何をするでもなく、写真だけ撮って通り抜ける。
日本ではあまり知られてないし、日本近代史が好きな僕でも知らなかったけど、
二二八事件(not 日本の二二六事件)っていうのはかなり大きな事件だったみたいで、
もう少し早い時間に来れば、同じ敷地内にある国立台湾博物館でその事件に
ついても知ることが出来たハズなんだけど。
この台湾旅行では、僕の普段からの生活サイクルの悪さがそのまま出てしまってる。
買い物するには全く問題ないんだけどね。
夜市がたくさんあって夜遅くまでにぎわってるし、
こっちのデパートはたいてい10時くらいまで年中無休で開いてる。
消費者からすると、休みまくりらしいドイツやフランスの商店もちょっとは台湾を見習って欲しい。

公園を出て、総統府の近くを通って西門町のターミナルの方へ。
総統府は明日あらためて来よう。
でも、こうやって前に大きな通りが開けているところに、
60メートルの高さを持つ、こんなデザインの建物が建っているのは圧巻。
作られたのは日本統治時代の1918年で、当時は台湾総督府として使用されてた。
当時の原住民にとっては、かなりの威圧感と存在感だっただろう。
日本支配のシンボル。

でも、1945年にアメリカ軍の空襲を受けたこの建物を、
戦後日本から独立した台湾の住民たちは修復し、
蒋介石率いる国民党政府は1949年からこの建物を中華民国総統府として使用している。
日本統治時代の遺構をどんどん破壊していく韓国と比べて、
かなりの遺構が残されている台湾の日本に対する国民感情には
どういった要素が含まれてるのだろうかと、考えてみるとすごく面白い。

日本とは日本−中華人民共和国の国交回復以来国交が途絶えている。
だが経済や文化交流はどことよりも盛ん。
かといって歴史教育は日本統治時代をあくまで悪として描き、そのように教育している。
その教育を受けた若者たちは、かつての日本のアメリカに対する憧れにも似た、
日本に対する憧れを強く持っているのは事実。
日本統治時代を知っている老人たちは、当時の悲惨さを語る人がいるかと思えば、
その後の国民党流入以後と比べてずっとよい世の中で、
日本が台湾の発展に寄与した部分はかなり大きいと主張する人も多い。
老人は流暢な日本語をしゃべる人が多く、綺麗な日本語を守ろうとする会もある。
老人は日本語や台湾語が得意で北京語が苦手、北京語が主で英語や日本語を学校で学び、
台湾語がほとんど分からない若者との隔たりがある。
国民党流入以降に大陸から移り住んだ外省人と原住民との軋轢はある。
台湾独立とは、何からの独立なのか。大陸の中華人民共和国から?外省人から?では、合併とは?

もともと日本近現代史が好きだった僕には、
考えるに面白い材料が台湾にはたくさん転がっている。
日本に関係する部分だけでも、ホントにたくさん。
もともと日本と韓国との問題を考えるのが好きで、それを研究して食べていこうかとも考えてた僕は、
日本と韓国の歴史や、韓国人の意識に関する本はいろいろと読んできた。
そこに存在するアンビバレントな感情や、複雑な歴史的背景、文化的背景が面白くて。

なぜそんなに興味を持つのかは分からないけど、一言で言うと、
きっと自分のアイデンティティに関わってくる問題だからかな。

僕は在日朝鮮人でもないし、大学に入るまで身近にそういう友達を持ったことはなかったんだけど、
日本の行ってきた行為とそれに対する国家の、もしくは自分の考え方、身の振り方、
正しい歴史認識とは何か、本当にお互いの国家、国民にとって幸せな選択とは何か、
そういう問題を自分の中でリアルに感じ、考え、消化し、自分の方向性を作っていくことが
自分のアイデンティティを確立することにつながっていくと感じてきた。
自分の成長にもつながるんじゃないかと信じてきた。

国家間の関係を考えるってことは、個人間の関係を考えることとほぼ同じで、
そうすると、国家間の問題を考え、自分なりの考えやスタンスを持つようになることは、
この世間でどのように自分が考え、行動するかっていうことと同じ。
国家間では歴史的背景や利権関係が複雑で影響を与える範囲が広くなる反面、
一個人の利害や感情が無視されやすくなり、
個人間では国家間よりも背景が複雑なものとなりにくく、影響はを与える範囲は狭い反面、
一個人の利害や感情を何よりも優先して考えなければならなくなりがち、
こういう違いがあるにはあるんだけど。


国家レベルの問題って、そのままでは自分に与える影響は平和な現代においては少ないけれど、
上記のように考えていると、国家レベルの問題もそのまま自分に跳ね返ってくるように感じる。
どれだけ自分が状況を見極め、理にかない、多方面に配慮した考えや行動を出来るかってことを測り、
今後の自分自身の成長の課題を見つける練習だと言えるかもしれない。

んー、普段からこういうことを意識してるわけではないけれど、
韓国問題と同じように、台湾ってのは本当にいろいろと考えるべきことを含んでいます。
「日本」という国が、自分たちの先祖が行ってきた行為が絡んでくるし、
その地元の人に存在するアンビバレントな感情を想像すると、
(こういう言い方はよくないかもしれないけど)すごく面白い(興味をひかれる)対象です。
だから、これからもっといろいろと勉強しようかな。
結局これが言いたかったんです・・・

まぁ、そんなカンジであれこれと総統府(ゾントンフー)の建物を横目に考えつつ、
西門町の方へ。
もう1度来たところなので、地理関係はなんとなく把握できてる。
タワレコで1枚だけ買おうと思ってたCDを買って、道をずっと西へ。
目をつけた茶器を売ってるお茶屋の前を通り、
やはりその茶器のセットが手頃な値段であることを確認。
よーし。帰りに買うぞ。



雨の西門町

そのままずっと10分以上歩き続け、やってきたのは、
麒麟大飯店というホテルの斜め向かいにあるお店。
「和春茶行」というキレイな、日本人が好きそうな名前のお店。
お茶屋さんはマンションの近くにもたくさんあるし、この店はハッキリ行って遠いんだけど、
わざわざここまで来たのは、こんな書込を2chの台湾板で見つけたから。

>麒麟大飯店の斜め前にある「和春茶行」の前を通ったら、試飲
>誘われてかなりの量を飲ませてもらった。結局、高山烏龍茶と
>凍頂烏龍茶を2つ(しかも安価)しか買わなかったけど、次の日も
>ガブガブ飲ませてもらいました。非常に美味しかったです。
>なんでこんなにサービスいいの?
>この店、陳水扁総統から表彰も受けてましたが、結構有名?
>また、信用できるのでしょうか?
>おじさん(店長)はいい人でした。

どうも本当っぽいので、ちょっと立ち寄ってみて、
カンジがよかったらここでお茶を選ぼうと思って、わざわざ行ったのです。
麒麟大飯店っていう大きなホテルの斜め向かいだから、
店は小さくて目立たないけど、すぐに分かった。
少し外から覗いてみて、それからお茶を見てみようかと入ってみると、
店の人が3人、にこにこと「いらっしゃいませ。」って。
で、奥の方で座ってるおじさんが、
「まぁ、ちょっと休んでいってください。」って日本語で。
すごく気さくなかんじのおじさん。

なので、荷物を置いて座ると、お湯を沸かしてそれにお茶を入れてくれた。
もちろん、ちゃんとしたお茶の作法(?)で。
入れてくれたのは高山烏龍茶でした。
すごくいい香りのする烏龍茶。

よく聞く烏龍茶の種類としては、まず凍頂烏龍茶と高山烏龍茶ってのがあります。
凍頂ってのは日本でも有名みたいだけど、凍頂村っていう村で採れたお茶で、すごくおいしいので有名。
もちろん凍頂烏龍茶でも、よいのと悪いの、高いのと安いのの差はかなりあるんだけど。
で、高山烏龍茶ってのは600mだか1000mだか以上の場所で採れる種類で、
阿里山(中華料理チェーンの名前にもあるな)や梨山といったところが産地として有名みたい。
こっちは香りがすごくいいので有名。

ここで最初に飲ませてもらったのも高山烏龍茶だけど、
香奈のお母さんの家に来て、最初に飲ませてもらったのも高山烏龍茶。
それまで烏龍茶なんて缶やペットに入ったのか、安物のスーパーで売ってるのを
やかんで沸かしたくらいしか知らなかったんだけど、
こっちで烏龍茶を飲んで驚いた。すごく甘い香りがする。バニラにも似た甘い香り。
味も甘いというか、まろやか。
それから、一気にお茶に対する興味がわいてきて、いろいろと調べ始めたのです。

このお茶屋さんで飲ませてくれた高山烏龍茶も甘くて、おいしかった。
こっちのお茶の作法ってのは本で見て知ってたんだけど、
お茶をおいしく飲むために、よく考えられてる。
マナーというよりも、おいしく飲むための知恵ってカンジかなぁ。
黙って入れてくれたのを飲んでると、どんどんどんどん、次々とお茶をつぎたしてくれます。
わんこそばみたいに。それがもてなす側のマナーみたい。

ここの主人らしき陳さんって人は、日本語も英語も習ってるらしく、日本語もなかなか上手。
なので、日本語と英語と中国語がミックスされた言葉で、僕と会話をしていました。
英語は発音がかなり台湾っぽくて、理解するのが少し難しかったけど。
でも、気さくな人柄が出てて、よかった。
お母さんは日本人って言ってたかなぁ?
で、台湾人の奥さんの弟は日本人で、台湾の旅行社で働いてるとかなんとか言ってたような・・・
うーん。詳しい事情はよく分からないんだけど。

日本へのお土産は、やはりお茶をメインにしようと考えてた僕。
日本でも台湾の烏龍茶を扱ってるお茶屋はあるけれど、関税やらなんやらで価格が
3倍にも4倍にもなってるのが当たり前らしい。
3倍だとまだ良心的な方だとか。
なら、やっぱりこっちで安くお茶を買って帰って、みんなにこのおいしさを伝えたい。
中国茶や茶器にハマる人ってけっこういるみたいなんだけど、
やっぱり旅行で来たのがきっかけって人が多いんだろうなぁ。
日本だと茶芸館もほとんどないし、おいしい烏龍茶を味わう機会もあまりないだろうから。

このお店はもちろんお茶屋さんだからピンキリでいろんなお茶が揃ってた。
お茶を飲ませてもらって、いろんな会話を楽しむ間に指折り人数を確認しつつ、
予算とも相談しながら買うお茶を選ぶ。
自分でもお茶を楽しみたいから、もちろん自分の分も。

こっちのお茶は1斤(600g)や1両(1斤の1/16)ってのが単位。
なので、グラム表示だけど、このお茶屋さんでもパックの容量は、
600gだったり、300gだったり、150gだったり。
で、同じような凍頂烏龍茶や高山烏龍茶でもその等級によって値段がまーったく違う。
箱だけ立派でも、中身がイマイチなのか、安いのもあるし。
結局大きいのから小さいの、まぁまぁ高いのからまぁまぁ安いのまで、
凍頂も高山も茉莉花(ジャスミン)も買って全部で4150元。1万5000円くらい。
4200元払ったけど、そういや50元のお釣りもらうのを話に夢中になってて忘れてしまってた・・・
150gの高山烏龍茶を1袋おまけしてもらったから、ま、いいか。

それを買い終わって帰るかと思いきや、まだお茶を入れてくれたし、
デジカメでも普通のカメラでもそこの人たちといっしょに写真を撮って、なかなか帰らず。
僕が茶を入れてるポーズをしてるところを撮ってもらってたら、
なぜかイタリア語らしき言葉を話すカナダ人の親子3人が来て、盛り上がっちゃうし。
龍山寺でおみくじをひいてきたらしく、それを英語で解説したりして。





その人たちが来たし帰ろうかなとここでも思ったんだけど、
陳さんがさっきとは違うお茶をその人たちに入れようとしてて、
お姉さんも「何か予定はあるんですか?まぁ飲んでいきなさいよ。」みたいなことを言うので、
そのまま、またここでお茶を飲むことに。
でも、ここの主人の陳さんは、本当に楽しそうだった。
奥さんが、「たくさん人が来てくれてお茶を飲んでくれるから、お父さんうれしいん
ですよ。」って言ってた。
人柄のよさが出てて、憎めない。

んで、さらにお茶をまた何杯も。
一杯が日本のおちょこみたいな大きさなので、量にすればそれほどでもないけれど。
カナダから来た人たちも、後で寄ることにしてとりあえず他の場所に出かけようとしてたみたいなんだけど、
陳さんがどんどんお茶をついでくれるから、立ち上がるタイミングが難しかったみたい。
「その人たちと僕がいっしょに行っちゃったら、寂しがるかも。」なんて
僕がさらに余計な気を遣ってしまうもんだから、なかなか僕も立ち上がれない。
結局その親子が店を出た後も少し話をしたりして、結局1時間半くらいそこにいたような気がする。
来る人みんなにこうやってお茶を飲ませてるんだろうなぁ。

東急ハンズがどこにあるか訊いたんだけど、ここの店の人たちは知らなかった。
最初は知ってるようなカンジだったので、10分くらいその話を聞いてたんだけど、
「で、結局、ハンズの場所は知ってるんですか?」って訊いたら、知らないだって。
なんだよー。おいー。

店を出る前にノートを出してきて、それを見ると立ち寄った日本人の人たちが、
名前を書いて、さらに日本語を1つずつ書いてる。
陳さん曰く、
「私たちに日本の言葉を1つ教えてください。」だって。
なるほどなるほど。商売に使うみたい。
これまでに書いた人たちは、「お茶はおいしいですよ。」とか「おおきに。」なんてのを教えていた。
僕は何にしようかなぁ、と考えた挙句、
「ウーロン茶を飲むと、キレイでスリムになりますよ。」
という日本語にした。for women onlyだけどね。
喜んでもらえたので、よかった。

名前もちゃんと書いてきたんだけど、「京都から来ました。」とか「大学生です。」って
質問に答えてたから、名前の横に「京都大學」なんて勝手に書かれてしまった。
なんか恥ずかしい。

店の人みんないい人だったので、
もし台北に行く機会のある人はこのお茶屋さんに行ってあげてください。
名刺ももらったので、一応情報書いておきます。

「和春茶行」
主人:陳峰男
住所:台北市康定路148号(西門町の近く、麒麟大飯店斜め向かい)
電話:02-2381-1861
行動電話(ケータイ):0928-828699





袋にいっぱいのお土産のお茶を手にして店を出る。
もう片方の肩には荷物がたくさんのトートバッグがかかってるし、
雨なのでカサもささなきゃいけないしでタイヘン。
もと来た道をひたすら戻る。で、お目当ての茶器を置いてあるお茶屋さんまで。
昔からある、街の小さなお茶屋というカンジの店。
でも、愛想はさっきの和春茶行と大違い。愛想がないにもほどがある。
台湾の店には多いけどね。
一般的な日本の店ほどサービスとか愛想とかいう概念があまりないようなイメージ。

茶器のセットは安かったので、4つも買いました。そのうちの1つは自分用。
で、お金を払ったんだけど、出した1000元札をじーっと見る。
ひたすら見る。触って、すかして。しつこいくらいに。
ニセ札が多いらしく、他の店でも確かめるためにやるんだけど、
せいぜいすかしをみる程度。
でも、ここのおばさんの店員は、ほんとにしつこく見続けてた。
それは空港で両替したお札だってば。かなり気分悪かった。
どうも中国人(中華人民共和国、中華民国)にはこういう傾向があるなぁ・・・
レシートもくれないし。
(台湾のレシートは全て政府発行のクジになってるのです。
で、たとえ10元の買い物であっても、200万元などが当たるチャンスがある。
海外から旅行に来た人には関係ないっちゃないのですが。)
あー、ホントに気分悪かった。でも茶器が安く買えたのだけはうれしい。

もともとカバンとカサとお茶を持ってたところに、
茶器のセットを4つも買ったもんだから、かなりの量。
もう両手がたくさんの荷物でふさがっちゃって、もちろんカサなんて差せない。
こんな状態でハンズを探すわけにも行かず、とにかく早く帰りたかった。
地下鉄に乗りかけたけど、こんな状態で電車に乗り駅から歩くことを想像すると
とてもじゃないけど耐えられなかったので、タクシーに乗ることにする。
ひとりでのタクシーは初。
なんとか通りの名前はちゃんと通じたみたい。でも、一応地図を見せて示す。

運転手さんは若いロン毛の兄ちゃんだった。
そういや台湾でも「運ちゃん」って言うらしい。日本語がそのまま入ったみたい。
その運ちゃんにヘンに遠回りされそうな気がしたので、地図を見て、
ちゃんとまっすぐ行ってるのか確認するフリをする。
西門町からマンションまでは、140元だった。
信号にしょっちゅうひっかかったせいで、
距離の割に時間でメーターが上がったカンジ。
でも、それでも500円もかかってない。

タクシーの兄ちゃんに謝謝って言って、
重い荷物を持ってマンションへ。
下にいる警備員のおっさんふたりも僕の荷物に驚いてた様子。
で、エレベーターで部屋まで。
でも、なんとなく悪い予感がしてた。
香奈が家にいたので1個しかないカギを置いて出たけど、
香奈が家にいないんじゃないかと。

・・・予感的中。
いくらピンポン押しても出てこない。出かけているらしい。
しょうがないから、またエレベーターで降りる。
警備員の人たちに苦笑いしつつ、「she's not here now」なんて言いつつ。
「そうだろう。」みたいなこと言って笑われた。

どこかでごはんを食べて待とうかとも思ったけど、
荷物が重すぎてあんまり遠くへは行けない。
近くの店は雨のせいかもう店じまいしてたり、お客が誰一人いなくて入りづらい。
そんなカンジでどうしようか迷ってたんだけど、
一応家に電話してみる。
そしたら、出た。
どうも香奈は僕のすぐ後に帰って来たらしい。
本当にほぼ同時。
下の人たちに、「たくさん荷物抱えて出て行ったよ。」なんてことを言って笑ってたって。
そりゃそうだ。あー、でもよかった。
マンションに戻ると、警備員さんたちは満面の笑みで上を指差してくれた。
「i'm happy」ってイミの中国語をしゃべりつつ、エレベーターに乗り込む。
家に帰れて、ホントによかった。疲れた。



大きさ分からないかな?
これらの袋5つと中身いっぱいのトートバッグ、それにカサと
めちゃめちゃ重かった・・・

香奈はちゃんとおかゆを全部食べたようだったので、
また新たに自分のためにおかゆを作って食べる。
今日のお茶屋さんや一連の建物に感動した話などを興奮してしゃべってしまった。
明日は絶対に行くぞ。


今日の台湾のテレビ:ほとんどの家庭がCATVに入ってて、100ch近く見られるんです。





8月31日(金)

(6日目)
今日はいつもより早い目覚め。
といっても11時過ぎ。
早く起きれないから1日を有効に使えないと分かってはいるものの、
なかなか寝れなくて、カラダがダルすぎる。
お茶がおいしいので、夜になって何杯も烏龍茶を飲んでいるせいで眠れないのかも。

起きていくと香奈はもちろんもう起きていて、
今日もまたこの前のルーくんとのお見合いというか、
食事の席に行かなければならないらしい。
んで、出掛ける用意をしてた。
僕も今日は絶対に中正紀念公園と総統府に行ってやろうと思ってたので、
香奈と一緒に出掛けることにする。
待ち合わせは12時半らしく、ぼーっとしてるともうすぐに12時20分が。

昨日のお茶と茶器をたくさん買ったかったために、
お金が2000元ちょいしかなく、両替した方がよさそうなので、
僕はすぐ近くにある台湾銀行という外貨両替を請け負ってる銀行に行く。
香奈もついてきてくれた。
外貨両替をやってる2階に行き、中国語なんてムリだから英語で
両替を頼もうとするものの、1階に行ってくれなんて言われる。
言われるままに1階へ。

1万円札と5000円札を持っていて、1万円を両替したら元が余るかな、
とも思ったけど、1万円を両替することに。
パスポート出したり住所や電話番号書いたりサインをしたり、
ごちゃごちゃやってる間に雨が強く降ってきた。
家を出るときは雲行きが怪しかっただけなので、
折りたたみ傘を二人とも持って出たんだけど、
そんなのじゃダメだってくらいのかなり強いスコール。
台湾は日本の夕立みたいに、急に強い雨が振り出すことがけっこう多いような気がする。

僕が両替を待ってる間に、香奈が折りたたみの替わりにフツウの傘を取りに帰ってくれた。
ブジに両替は済んだものの、公園に行くのにこんな雨の中を傘さして行かなきゃいけないのはつらい。
香奈も大雨の中を歩いて待ち合わせ場所である、
香奈のお母さんが働いてる会社(ってか、外務省関係の団体)まで。
銀行前で別れて、僕は昨日と同じ20番のバスに乗ってもよかったんだけど、
信義路をずっと西へ向かって歩く。

中正紀念公園へ行く途中に、牛肉麺(ニューロウミェン)で有名な店があるってのを
ガイドブックで見たので、昼食はそこで取ることに決めていたのでした。
でも、雨の中歩いていくのはかなり遠かった。
途中で「超市」(スーパーマーケット)の看板を見つけたので、寄ってみる。
まぁ、日本のスーパーとそんなには変わらない。
でも、まだ食べたことのない果物がたくさんあってワクワク。
結局、果物は龍眼(ロンガン)がシーズンらしいのでそれと、安くなってたカットマンゴー、
それに、おみやげにしようと高山烏龍茶と茉莉茶(ジャスミンティー)の紙パック、
喉が渇いたのでジュースとお茶を買いました。
もうこの時点で袋いっぱいの荷物を持つことに。
まだ出かけたところで、カサもささなきゃいけないってのに。バカ。

スーパーを出て、さらに信義路を西へ。
大きな大安公園を過ぎ、高速の高架を過ぎると、
ある店の前にたくさんの人の列。というか、群れ。
なるほど。ここが鼎泰豊(ディンタイフォン)かー。

鼎泰豊ってのは、小龍包ですごく有名なお店。
宣伝も一切しないのに口コミ、しかも外国人(主に日本人)の海外旅行者の間で
ウワサになってめちゃめちゃ有名になったというお店。
今ではアメリカ、香港、上海、そして日本にも、
新宿や横浜や京都の高島屋に支店を持ってるらしい。熊本の鶴屋(?)という百貨店にも。
ガイドブックには必ず載ってるんだけど、ネットで旅行記を検索したり、
bbsで評判を聞いても、確かにみんながおいしいと言ってる。
なので、僕もゼヒここには来たかったのです。
土日の朝1時間だけスープに入った小龍包が食べられるらしいので、
明日か明後日にがんばって来たいなぁ。
ちなみに、普段は1時間待ちが当たり前らしい。

牛肉麺のおいしい店は、この鼎泰豊のすぐ近くにあるみたいなので、路地に入って探す。
地図があるのに、なかなか見つからない。
代わりにネコを発見。かなり小さくてめちゃめちゃかわいい。
食べるものを持ってないかと考えてみたけど、マンゴーくらいしかないので、
それを小さくちぎってあげてみる。
警戒して近づかない。ってか、マンゴーなんて食べなさそう。
失意のうちにそこを後にする。
くそー。

ちなみに、台北ではネコはあんまり見かけないけど、
野良犬はすごく多い。しかも、黒いのが。
うちの実家のイヌ並に真っ黒なイヌばかり。

その後、きちんと牛肉麺の店は見つかった。
その時点でもう1時半くらいだったので、かなりお店はすいていた。
でも、おなかはすいてなくて、いろいろと迷ったあげく、
なんちゃら牛肉麺の小椀(シャオワン)を注文。130元也。
かなり待たされて、ようやく出てきたんだけど、真っ黒な汁。
まぁ、それはいいんだけど、味がちょっと濃いかな。
あと、ここの麺もやはり柔らかく茹ですぎててコシがない。
ベリーニのパスタといっしょだ。
上に乗ってる牛肉を煮てるヤツはかなりおいしかったけどね。
でも、もともとおなかすいてなかったこともあり、小椀でも食べるのにちょっと苦労した。
だいたい、台湾って日本に比べて一人分の量がだいぶ大目なのよね。
台湾の人は、ホントよく食べるわ。

自助餐っていうビュッフェ形式の食べ物屋や、吃到飽っていう食べ放題のお店も多い。
路地には食べ物屋ばっかりと言っていいくらい、ホントに種々の食べ物屋が多くて、
外食費が安くて外で食べる家庭が多いとは言っても、
ホントにこんなに食べ物屋が多くてやっていけるの?
なんて疑問に思うくらい。
物価は日本と同じくらい高いけど、食費と交通費はかなり安い。
スーパーで売ってるものの値段も高いから、
多くの人が家でごはん食べずに外で食べるみたい。
そこらの屋台やカンタンな定食屋で食べたら、
100元(350円くらい)あればおなかいっぱいに食べられるもんなぁ。

牛肉麺を食べた後は、ひたすら道を西に進み、中正紀念公園へ。
雨はしんどい。
公園について、一番近くの門から入り、
紀念堂へ行く前に、ちょっと屋根がついた廊下のところで一休み。
歩き疲れた。
さっきスーパーの安売りで買ったカットマンゴーと、グランベリーのジュースを飲み、
仲の良さそうなカップルと、ホームレスっぽいおっさんと、
雨を避けてやってきた野良犬に囲まれながら休憩。
だるいよー。体調も悪し。

30分ちょっとベンチで座って休憩した後、
そろそろ行くかと紀念堂の方へ。
2つある大きな門からは、雨にもかかわらずバスで次々と観光客がやってくる。
台湾の他の地方から来たおのぼりさんだなぁ。
そんな人に囲まれつつ、デジカメと普通のカメラで写真を撮り、
紀念堂の中へと入る。入り口は2階(?)だけど、階段が多い。
八十何段だか九十何段だか、蒋介石が生きた年齢に合わせて作られていたような気が。



32階建てのビルと同じ高さ!

中に入ると、すぐに蒋介石のでっかい銅像が。
でかすぎ。ばかっぽーい。
この国ではどこでも蒋介石と孫文が出てくるんだよなぁ。
にしても、でかいよ。でかすぎ。
一応警備兵がいた。

そこを降りていくと、蒋介石にまつわるものがたくさん展示されていて、図書室などもある。
ま、典型的な記念施設ってカンジだなぁ。



当時を再現した部屋には人形も置いてある。ちょっと気持ち悪い。

中にはなぜかクラシックカーもいろいろと展示してあったり(蒋介石が乗ってたの?)、
お土産やが入ってたり、特にコレといっておもしろくない。
歩き疲れてたので、それほど見る気も起きず。
親に今日2回目の電話をかけてみたけど、
さっきに続いて留守みたいだ。

イスに座ってジュースを飲みつつ、これからの予定を考える。
相変わらず雨が降ってたけど、仕方ないので外へ。
めちゃめちゃ広い敷地内には、国家戯劇院と国家音楽庁が
紀念堂の前の道を中心にして、双子のように左右対称に並んでいる。


 
左の写真が国家戯劇院。右が国家音楽庁。
これも中華っぽくてすごい建物。



犬と仲良くなろうとしたけど失敗。

国家戯劇院と国家音楽庁は中へ入らず、
外から見ただけで、総統府へ向かうために門の方へ。
昨日も驚いたばっかりだけど、この門もまたでかい。
中華民国の見栄っ張りぶりはすげーっす。
門の入り口一帯が工事中で、なかなか進んでなさそうな工事っぷりは
ちょっといただけませんが。



紀念堂と同じデザイン、配色。


総統府までは歩いてもすぐなんだけど、やはりこれもでかい。


昨日と違う側から西門町に向かったんだけど、
警備してる兵隊がけっこういた。
昨日、木曜日の3時までに行けば中が見学できたのに、
それに気づかなかったことがやはり悔やまれる。
せっかくなら中も見たかった。

西門町へはハンズを探しに。
昨日買った茶器を日本に持ち帰るためには、
保護用のエアクッション(プチプチ)を買わないといけなかったから。
んでも、昨日に引き続き、まったくどこにあるかわからない。
駅の近くのコンビニでお茶を買って、
そこの店員さんだったら知ってるかと思って訊いてみた。
「Excuse me. Do you know TOKYU-HANDS?」

そこには若い店員さんが4、5人いたんだけど、
あたふた、あたふたしてる。
若い人なら比較的(といっても、日本といい勝負かも・・・)英語は
分かる人が多いと思ってたんだけど、
みんな高校生だったのか、全く誰もわからないっぽい。
(日本のコンビニでもよくある風景かとは思うけど。うちの店を含め。)

何度か言葉を変えて言ってみたんだけど、相変わらず。
でも、ほんの少しだけ英語をわかるらしき女の子が対応してくれた。
で、ハンズを知らないみたいだったので、
その向かいにあるとゆきちゃんが教えてくれたカラオケの店を聞く。
そしたら、店の外まで連れて行き、
英語というか身振り手振りで教えてくれた。
「Left, Left」って言いつつ、右を指差しながら・・・

イマイチ分からなかったけど、お礼を言って、
教えてもらったであろうあたりをうろついてみる。
やはり見つからない。
ハンズは知名度が低いらしく、知らない人も多いっぽい。
こうなれば、訊く相手はもう決まった。
最後の手段でもあり、確実な方法。

西門町を少しうろつき、それらしき人を探す。
しばらくすると、いたいた。
日本と同じマークのハンズの袋を持った中学生くらいの女の子たちが。
で、ちょっとナンパみたいでヤだったけど、
その子たちを呼び止めて、ハンズの場所を聞く。
地図も見せたけど、どこだかよくわからないっぽい。
おいおい、さっき行ったとこやろー。

でも、なんとなくは分かったので、
お礼を言って、とりあえずその方向へ向かう。
途中で、折りたたみの傘を持ってこなかったので、適当な傘を買う。
折りたたみも普通の傘も、全部100元(約350円)。安い。
デパートでも街中の店でも、傘はけっこう100元でまともなのを売ってるとこが多かった。
んで、日本との違いといえば、コンビニであっても街中の店であっても、
先にプラスチックつきのカバーがついたアイデア傘を置いてること。
確か10年以上前に、今は亡きTVジョッキーで紹介してるのを見たことがあるんだけど、
こういうやつです。    (無断リンクですいません。)

台湾ではたくさんの人が便利そうに使ってました。
日本ではTVジョッキー以来、実際の商品ではなかなか見かけないなぁ。

僕は全く普通の折り畳み傘を買い、しばらく行くと、ありました。ハンズ。
中山北路というメインストリートに面した、けっこうちゃんとしたビル。
外見も日本のと全くいっしょ。
違うことと言えば、地下1階、地上3階しかないことか。

よかったよかったと安心して入ったけど、
なーんか(日本の店に比べて)暗い。
商品も少なくて、少し大きめのスーパーの化粧品売り場や雑貨売り場といったカンジの風景。
なんだかなぁ。
売り場のレジもトロトロ、トロトロしてて、
お客がいくら列をなしてても、急ぐ気配なんか全くナッシング。
国民性なのか、教育がなってないのか。
僕ももしかしたら東急不動産や東急電鉄で来春から働くかもしれなかった人間だから、
もしそうなってたらどう感じてたんだろう。
(東急ハンズは東急不動産の子会社。東急不動産はもちろん東急電鉄のグループ会社。)

こんなので求めてる商品はあるのかと心配してたら、
やっぱりいくら探してもない。
地下1階から地上3階までずーっと探したけど、
ありそうなのに、ない。
仕方なく店員さんに尋ねる。
ここももちろん英語。
そしたら、レジカウンターの横に置いてある、
高さ150センチ、直径80センチはあろうかという大きなサランラップ型の、
商品梱包用のエアクッションを指差してる。
思わず、笑った。おいおい、それは買えるのか・・・?

その女の店員さんはレジ打ちしてた店員さんに、
商品があるかどうか尋ねに行ってくれた。(たぶん)
で、僕もついていって説明。
英語でまた説明したけど、あれ?よく分かってないっぽい。
仕方なく、筆談に切り替える。
「我要・・・」
ここまで書いたけど、なんて表現したらいいんだろう・・・

困っていると、その店員さんが、
「日本人ですか?」と日本語で尋ねてきた。
「あ。日本語分かるんですか?」

なんだー。それならもっと話は早かったのに。
なので、日本語でその店員さんにゆっくりと、分かりやすく、
「日本に壊れやすいものを持って帰りたいので、
保護する、守る、こんなの(隣にあったさっきのエアクッション)が欲しいんです。」

店員さんは一言。
「ないです。」

はい。会話終了ー。
ってなカンジで。
その梱包用のを売ってもらうか分けてもらうかできないかなと思ったけど、
バイトの女の子たちだし、またややこしくなりそうなので、
そこはもうそれで引き下がる。
日本ならホームセンターに行けば絶対あるのになぁ。
台北ではそんなのなさそうだし・・・どうしよう。

その後、日本で800円くらいで気に入って買ったペンケースと全く同じ商品が
98元でワゴンに乗せられて叩き売られてたのにショックをうけつつ、
安いからとまたそれを買って、ハンズをあとに。
3日目の夜に香奈といっしょに買ったジュース屋と同じチェーンの店で、
今度はキーウィのジュースを。45元。
雨が降って少し肌寒かったけど、タピオカとスイカを丸くくりぬいたのもついてて、
やっぱりこれはやめられない。

安くなってる靴や香水があったら買おうかと思ってフラついたけど、
これといって気に入るものはなかった。
こっちではナイキがかなりハバを効かせてた。
僕がよく履いてるジャックパーセルなんて全くナッシング。
コンバースのオールスターもあるにはあるけど、
スタンスミスといい、ベルクロになってるやつが多かったなぁ。

結局、それからMRTに乗って、帰りにコンビニに寄り、
昨夜から香奈が機嫌悪そうな雰囲気だったので、
気を遣っていろいろと買い込んで帰宅。
こっちに来て豆漿のおいしさ知りました。


こっちにいる間に食べたい:朝粥と油条(揚げパン)